今年もお世話になりました
本年もあと少しとなりました。 ご訪問いただいた方々、ありがとうございました。 大掃除は例年通り挫折と妥協でこの時間を迎えました。換気扇がたいへんなんだよ。でもZさんが障子を8枚も張り替えてくれたので、お部屋は白く輝いております。 ぺぺりんが「職人さんみたい~」と褒め倒しておりました。たしかに糊一つ塗るだけでも器用さの違いは歴然としておりましたよ、うん。 私は玄関周りと台所でダウンです。庭らしきものに勝手に生えてる名前も分からない樹の枝が伸びすぎて隣家に侵入していたのを折っていたら脚立から落っこちそうになったのでした。 へこ・ぺこは課題がまったく終わらないと言って今日になって必死こいてやってます。だからお手伝いしてくれないのだよ。 ところで以前は今年のベストブックなんぞを書いていたものでしたね。 山田宗樹氏は今年のお気に入りになったわけですが、ベストというほどでもない。 エッセイで佐野洋子さんの『役に立たない日々』は傑作でした。 でも、今年のベストは、やっぱりこれでしょう。 悼む人 待望の天童荒太氏の新作です。なのに発刊を知ったのは「ブランチ」だったってのが情けない。オール読物で連載していたんですってね。 新刊の単行本を買うのはほんとに久しぶりでした。実を言うとまだ読了していないのです。もうもったいなくて先に進めないんです。ああ、もう半分過ぎちゃった。多分今夜中に終わってしまう。 レビューは来年書くとします。大事な大事な本です。