石持浅海『ガーディアン』
新幹線に乗る前に慌てて買った文庫です。若い人向けです。 ガーディアン=「守る人」は若い方には常識みたいですね。ゲームもたくさんあるらしい。 内容は父親が遺言で娘を守ると言い残してから、娘に危害を与えるものが報復を受けるというもの。もう一遍はその娘、つまり孫をも「おじいちゃん」は守り続けているという設定です。 この手のお話はどう読んだらいいのかなあ。実際ありえない話を現実にあるとして、登場人物たちは、いとも簡単にその事態を受け入れてしまう。漫画だとフィクションとして楽しめるんですけどね。受け入れた割りに、遭遇する事態がみみっちいのです。そこが漫画と違う。漫画よりつまらない。 石持さんのはつなぎに図書館で借りたものもあるのですが、予約が一度に来てしまってので、またそのままお返しするかもしれません。