行ってきました秋の京都~その1広隆寺
起床5時半。朝一のバスに乗るために早起きしたのに、Zさんが携帯電話を忘れるという失態をしたせいでタクシーで駅まで。ふふふ、これでひとつ借りができたわい。 嘘のような晴れであります。25年いっしょにおりますけれど、この人とどこかに行って雨に会わないときはほとんどなかったのであります。 新幹線の中でほいと渡されたのが、京都の仏像ガイドの本。まず広隆寺が載っていました。 ふむふむ、如来と菩薩の違いはそういうわけなのか、と全くの初心者にはたいへん分かりやすいガイド本でした。 京都駅に着いて嵐山方面に乗り換え、さっそく広隆寺に参りました。 表はこんな感じ。 もう紅葉が美しいのなんの。 秋になれば、どこだっておんなじだろうと高をくくっていたのは猛省でした。もみじの赤がすごいのよ。 イチョウでしょうか。こんな風に掃き集められると、また風情ありますねえ。 本堂に収められている仏像は撮影禁止ですが、けっこう長いこと見させていただきました。 広隆寺では見やすいように展示されているのです。でも、肝心な弥勒菩薩さまは、暗くてお顔がはっきりわかりませんでした。弥勒菩薩 あの指の添え具合がなんともいえまへんなあ。 後ろを振り向くと千手観音さまとかなんだっけ、すべての人をひっかけてくださる網を持ってる菩薩さまとか(明日ゆっくり調べます)、なかなかお顔がよろしいですなあと、しみじみ眺めておりました。 それにしても、広い。それだけで異界に踏み入れたみたいで、心が洗われました。 Zさんは帰ってきてすぐ「また京都行きたい」と、そればかりです。 写真もたんまり撮ってまいりましたが、長くなるので、本日はここまで。