息子らに出会うために。。。
奴は医者に言われてから禁煙を続けている。それはいいことなのだが、そのせいで夜の睡眠が十分でなく昼間も眠たくてしょうがないという。そりゃあ、平日でも夕方6時からずっと飲み続け、休みの日は朝から飲んでは寝ているんだから、夜は寝れなくなるのも当然だろうよ。 この前息子らが来てくれて、念願だった部屋の片づけをやってくれた。奴らに言わせると「自分らの絵を整理しているだけだから」って。もちろん茶碗もすぐ洗ってくれるし、ば~のうちから物干し台(めちゃ重い)のも持ってきてくれた。例の奴はそれをちらりと見に来ただけでご苦労様の一言もなく、2階での飲みなおしていた。息子らに「腹立たないの?」と聞くと、「もうあきらめてるから」だって。 それでいろいろ前の日記などを読み返したりしていると、本当に、奴は全く変わっていなかった。ただ、私だけが期待していただけだった。少しは罪悪感というものを持ち合わせているはずだと思うから腹も立つのだった。 それからもう一回息子一人とその彼女のお母さんのパートナーさんが車で向こうのキャンパスを運んできた。なぜか着くなり息子がぎっくりになってしまい、私とその方とで運んだ。息子は「何をしに来たのか分からなくなってしまい申し訳ない」としきりに気にしていた。 そのパートナーさんは我々とほぼ同じ年で、介護のために東京から何回も通っているらしい。自分の親のではないぞ、パートナーの親だぞ。「聞きましたか」と奴に振ったが無視。 自分の育った家の整理も回避し続ける奴は人間として間違っている。そういうやつが偉そうに政治家に文句言ったりするのが、心底いやだ。