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カテゴリ:読書記録
【中古】単行本(小説・エッセイ) 闇の底【マラソンP10】【画】 またまた「闇」です。これだから残酷マニアなんて言われちゃうんですが、ダークなのが好きなのよね。 「天使のナイフ」で有名な薬丸さんです。今回も幼児への犯罪に対しての怒りがほとばしります。 過去に幼児への犯行を行ったことがある男たちが次々と殺されていきます。腹部に「S」の文字を刻み、犯行声明には、「同じような幼児への犯罪が起きたら、また男たちを殺す」とあります。 犯人は「男」として初めから登場しますが、その正体は最後まで明かされません。 妹を同じような犯罪で亡くしている刑事、長瀬は、犯人「サンソン」に同感しながら、刑事としての立場を貫こうとするのですが。。。。 まあまあです。最後はやられましたけど、もう少し動機をきちんと書いてほしかったな。 文体がちょっと気になりました。これならヤングでもオッケーですね。 文学にはならず。もうちょっと掘り下げてほしい。着眼はいいと思うんだけれどね。何様かっていわれますけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月13日 20時53分24秒
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