196195 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

空はとんび

空はとんび

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

のうきょうじゃない@ 本日拝見 治るまで続いたかな?
のうきょうじゃない@ Re:ほら見たことか(05/01) 釣りのリールが ただ邪魔になる置物になっ…
のうきょうじゃない@ 畑はいいね 畑はいいね。 雨の日は読書かな?
椋とんび@ Re:一年待つ(03/16) うひゃあ、誰も来ないと思って書く殴って…
のうきょうじゃない@ 本日、超久しぶりにブログ拝読 う~む。 アルコールで肝臓のほうは大丈夫…

お気に入りブログ

バラ苗 ドイツ作出… New! grace5703さん

C調言葉に御用心! えむえむセブンさん
ペペリンリン ペペリン4さん
Den-Kichi akane-koboさん
きたあかり カフェ きたあかりさん

カテゴリ

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2010年12月18日
XML
カテゴリ:読書記録
 画像が出ません。

 中村文則氏が芥川賞をとる前にノミネートされた作品。

 ふとしたことから銃を手にした青年の内面を描きます。

 過去に施設で育ったという経歴を持っていますが、どこにでもいる現代の若者が銃の魅力に取り付かれ、発射したい願望にかられます。


 もし、本当にこうした殺人の道具を手にしてしまったら、彼ほど躊躇なく人を撃ってしまうかもしれませんね。アメリカではこんなものを日常の道具のひとつにしているなんてねえ。

 文体はいつも冷めていて、もうひとりの自分が見つめている感じです。そんな冷静な彼だけに、ラストの動揺ぶりの愚かさは滑稽ですらあります。


 倫理観の欠如した若者を描くことで、中村氏の倫理性が浮かび上がる作品です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年12月18日 22時10分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書記録] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X