196181 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

空はとんび

空はとんび

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

のうきょうじゃない@ 本日拝見 治るまで続いたかな?
のうきょうじゃない@ Re:ほら見たことか(05/01) 釣りのリールが ただ邪魔になる置物になっ…
のうきょうじゃない@ 畑はいいね 畑はいいね。 雨の日は読書かな?
椋とんび@ Re:一年待つ(03/16) うひゃあ、誰も来ないと思って書く殴って…
のうきょうじゃない@ 本日、超久しぶりにブログ拝読 う~む。 アルコールで肝臓のほうは大丈夫…

お気に入りブログ

バラ苗 ドイツ作出… New! grace5703さん

C調言葉に御用心! えむえむセブンさん
ペペリンリン ペペリン4さん
Den-Kichi akane-koboさん
きたあかり カフェ きたあかりさん

カテゴリ

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2010年12月22日
XML
カテゴリ:読書記録


 画像が違いますけどね、盛田さんの8年前の作品。

 題名の「おいしい水」は音楽の題名です。ボサノバだそうです。

 しかし、盛田さんの文章は不思議だなあ。読み終わってぱらぱらと捲ってみても、至るとことに「不倫」だ「セックス」だの文字が飛んでいるのに、ちっともいやらしさが無いのです。

 一昔前に一世風靡した「金曜日の妻たちへ」みたいな設定なのですね。同じマンションに暮らす家族でのいざこざとか不倫などが舞台になっているのです。

 でも、陳腐さがないのです。なぜかなあ、主人公の弥生さんみたいな人はどの男性も憧れるタイプだからかなあ。読んでいると、自分がそういう清純できちんとした性格の女性になってしまったような錯覚を覚えるのですねえ。


 まあ、落ち着いて考えてみれば、若い男にもお金もちのおじ様にも求愛される主婦なんて、ちょっと都合がよすぎるというか、もちろん自分とは全然違う存在なのでありますけれども、読んでいる間は少なくともキレイな心でいられるというお話であります。

 借りてきて3日ほどで読んでしまいました。どっぷり同じマンションに漬かってしまったようです。



 ああ、30歳ね。その頃は自分も少しは。。。。と天命を迎えた人は思うのでしょうね。

 なぜに男性である盛田氏はかくも克明に女性の心理を描けるのか、ますます謎であります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年12月22日 21時33分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書記録] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X