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カテゴリ:読書記録
【送料無料】月と蟹 年内に間に合いました。今度こそ直木賞をとるかもしれないという道尾氏ですが、そうねえ、とるかもしれないねえ。 小学5年生が主人公で、その内面のもやもやを友だちとか家族とかを通して描くということですね。「龍神の雨」「光媒の花」の路線です。それらより抜きんでいるとは言いがたいですが、ここまでがんばったんだから受賞させてあげてというファンも多いでしょう。M-1で笑い飯がとったみたいにね。 文章はその前に読んだのがあれだったので、たいへんすらすらと流れるように読めました。 うまいし、読みやすいし、読者も多いとなれば、それが直木賞がいうところのエンターテイメントとイコールになると思いますね。 なぜか、母性本能をくすぐるところがあるのですよねえ。道尾氏のルックスを知る前から、文章に色気があったのかなあ。 あと重松の『季節風 春』とははきぎほうせいさんの『エンブリオ』が読書中であります。両極端な内容であります。あ~70冊は行きませんでした。 来年もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月31日 23時38分32秒
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