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カテゴリ:読書記録
【中古】単行本(小説・エッセイ) ありふれた魔法【10P14Jan11】【画】 盛田さんのはできるだけ読んでおこうと2006年のを借りてきました。 題名の「ありふれた魔法」はどこかで聞いたグレーズだと思ったら、スピッツの「ロビンソン」でした。同じセリフ、同じ時、思わず口にするような・・・・です。 仕事のできる上司と優秀な部下の恋の物語です。家庭も円満でむずかしい年頃の娘とも母親より話せる智之でしたが、ひたむきで美しい茜に惹かれていきます。 茜さんは香里奈さんみたいな感じかなと思いながら読みました。同じ年頃の男性にはちょっと近寄りがたい美人。それが智之の前ではあどけない笑顔を見せるのです。たまらんです。 あらすじを話すと男の夢物語になってしまいますが、やっぱりいいんだなあ。男も女もかっこよくて優秀で、まあ鼻につくといえばそうなんですけど、せっかくがんばってきたんだからこのくらいのご褒美はあってもいいんじゃないかと思えてきます。 五十を過ぎたらもう無理でしょうね。40代でやっておかなかったら年取ってから俺の人生ってつまらなかったなあと思ってしまうんじゃないでしょうか。もちろん、相当のリスクはありました。職場を辞め、妻とも険悪になります。 盛田さんのは読んでいることが楽しいです。韓国ドラマにはまるおばさんの心持です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月15日 11時56分28秒
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