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カテゴリ:読書記録
【中古】単行本(小説・エッセイ) 鹿男あをによし【画】 ちょっと前にドラマ化された作品。万城目さん初体験です。 2学期の間だけ奈良の女子高に赴任することになった若き研究者が遭遇する不思議なお話です。文章は軽快で、「坊ちゃん」を彷彿させます。 奈良というのは京都に比べて知らないことが多いですね。それでも歴史はうんと古く、考古学や歴史学の分野では聖地のようなところです。そういう逸話が踏み台としてあるので、鹿がしゃべりかけてきたり、どんどん鹿になっていく男の話も面白おかしく読めます。 剣道の試合のシーンもよかったです。息子たちがまだ剣道をやっていたころ、強い人の試合を見る機会が何度かあり、ほれぼれしたことを思い出しました。 京都には行ったし、今度は奈良に行ってみたいなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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