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カテゴリ:読書記録
【送料無料】鴨川ホルモー 万城目さんのデビュー作。ホルモーって完全にホルモン焼きのことだと思ってました。まったく違ってまして、これはこれで面白かったです。 京都大学に入学し、葵祭りのエキストラに参加した安倍が誘われたのは、怪しげなサークル「京大青龍会」だった。そのサークルは「ホルモー」という謎の格闘技?を他校の大学と繰り広げるというものだった。果たしてホルモーとはいかなるものか?襤褸をまとったオニたちとは?ファンタジーの中に笑いあり、涙ありの娯楽作品。 よく、こんなことを思いつくものだというのが第一の感想であります。鹿男にしても万城目さんの頭の中っていつも現実にはないものが見えているのでしょうか。 展開としては少しぎこちないところがあり、これを踏まえて鹿男に至ったのだと思えば納得が行きます。おかっぱ頭に黒縁眼鏡というベタなキャラ、楠木ふみが最後にはかわいくなるなんてのもご愛嬌ですかね。設定が奇想天外なので、いくらでも応用がききそうです。漫画になっているみたいですが、他校との試合もいくらだって増やせるしね。 あれ、映画にもなっていたんですね。栗山千秋が凡ちゃん?そりゃないでしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月18日 13時11分29秒
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