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カテゴリ:読書記録
【中古】単行本(小説・エッセイ) 悪の教典 下【10P15Mar11】【画】 読み終わったのは一週間ほど前ですが、地震やら仕事の持ち帰りとかで書くのが遅くなりました。 まあ、呆れるような大量殺人劇です。「木を隠すなら森」のたとえで、殺人を隠すためだけに一クラス全員の生徒を殺してしまう教師。いい加減にしてくれよと、いやいや読みました。 もちろん、ただ殺されるだけではなく、いろいろな抵抗を試みるのですが、最後まで後味が悪かったです。絶対に映画化してほしくないです。 中村文則さんの「悪」は真摯で好感が持てるのですが、これはちょっといただけなかった。 むずかしいですねえ。あまりにお涙頂戴ではつまらないし、こういう風に元も子もないのでは読後に得たものがありません。 ドフトエフスキーとかきちんと読んだことがないのですが、そういうものも生きているうちに読んでおかなくてはなあと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月18日 21時16分59秒
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