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カテゴリ:雑記
歌川国芳展のチケットが手に入ったのに期限が切れてしまうので、閉幕一日前に行ってきた。
会場は静岡市美術館。駅前とあって、かなりの人手だった。中には「これは版元が蔦屋だね」と薀蓄を述べながら見ているおじさまもいらして、なかなか進まない。 全部で421点だそうで、これで後期分、前期も合わせると相当の量が展示されていたのだなあ。途中何度も椅子に座ってしまったぞ。 浮世絵は広重ぐらいしかみたことがなかったけれど、こういうのを見ると江戸時代ってずいぶん今に近かったのだなあと思う。今は世界に誇る漫画の原点を見る思いだった。あと100年もすれば鳥山明とか井上雄彦とかも古典として観賞するのかなあ。 ゆっくり見ているZさんを置いて、先にロビーに出たら版画の刷りと掘りのビデオが上映されていた。絵師よりなんといっても彫師がすごいと思う、いつも。現代だったら名を残せたのだろうに、でもその裏方に徹する姿勢がまたいいのだよなあ。 記念に筆箱になるポーチと手ぬぐいを買った。 それからネットで見つけた靴屋さんに行く。 改装中のセンターのすぐ横のぺガサートビルの通りにあるのに、分からなくてコンビにで聞いてやっと到着。 入ってきた私を観察していたご主人は、まず「足が乗っていない」とおっしゃる。少し足をひねってみて、骨の模型で説明してくれた。安定が悪いために偏平足が進んでいること、つねにぐらぐらしているから右に偏った姿勢になって、股関節もねじれてきていることなど、う~んその通りです!とうなずくばかり。 このまま行くと、だんだんだらしない姿勢になって腰が曲がるらしい。きちっと安定する靴を履いて、少しでもいい姿勢を保つようにしなくてはならない。 たしかにその靴を履いて歩いてみると、いかに今まで左足に体重をかけずに歩いていたかが分かる。 ていうわけで、仕事用の室内履きとスニーカータイプの靴を購入。持参した現金では足りなかったが、しかたがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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