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カテゴリ:映画鑑賞
いや、別に松山ケンイチが好きとか芦田愛菜ちゃんをぜひともチェックしたいというわけではないのです。ただ今日で夏休みが終わってしまうので、レディースディだしというだけの理由。「ツリーオブライフ」はたいそう評判よろしくなさそうだったしね。
もともと原作は漫画ですし、「マルモのおきて」と似たような設定だし、あっと驚くようなものはないだろうと思って出かけました。 はい、何にもありませんでした。ほんとにあったか~いお話でした。 唯一剛くんが出てきたシーンだけちょっとどきどきしましたけどね。「マザー」での役を彷彿させるためだけに彼を起用したとしか思えない。 館内にはお子様連れの家族もけっこういて、松山ケンイチの大袈裟な振りがたいそう受けていたのです。子どもの笑い声はいいねえ。 ダイキチの職場の荒っぽい男たちがいっしょに探してくれるなど、やはり甘すぎる場面はたくさんありましたけど、そういう突っ込みをしているのではなくて、純粋に「子育てっていいなあ」と思ってみるのがいいのでしょうね。 考えてみれば、ずっと家族物だと離婚だ虐待だというドラマばかり見せられてきたような気がします。(そういうのを選んで見ていた?)子どもはませていてひねくれていて、犯罪も平気で起こすという、まあ、「告白」なんかはその最たるものですが、そういうのに、もうNGだって人が増えているのかもしれません。 これも震災の影響なのかな。でも阪神淡路のときよりずっとそういう傾向を感じますね。あの頃はまだバブルだったからかな。 高校野球が終わって見るものがなくって「相棒」ばっかり見てるからかしらん。昔、「ドラマや映画は考えて見るものじゃない」って言った人がいたけど、だんだん私もそのお仲間になっていってるのかもねえ。 ところで、昨日意を決して、ごたごた置きっぱなしだった畳の部屋と押入れの布団を全部出して整理したのだけれど、おぞましき虫が5匹ほど見つかりました。すぐさまガムテープで封印しました。 こんなところで寝ていたのですね。おそろしや。その鈍感さに、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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