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 これも画像なし。ブクログのほうはちゃんと出てくるのにねえ。やはり商品になるかどうかってのが基準なのでしょうね。


 さて、本作は夫の吉村氏が亡くなる前から自分史を書こうとしていた津村さんがまとめていたものです。『紅梅』では詳細が分からなかったところもよく分かります。

 それにしても、親と同じ世代の人だというのに、それぞれがなんと独立した夫婦なのでしょう。これは吉村氏がかなり進歩的な人だったということなのでしょう。

 津村さんも、東北、北海道を行商して回るなどの貧しい生活を嘆くでもなく、ただひたすら一生懸命生きてこられたのですね。

 福井の仁愛女子短期大学に資料館みたいなのがあるらしいです。今度見に行ってみようかしらん。

 日本人の矜持を持ち、いつも凛とした姿勢正しいお姿でいらしたのだろうと察します。

 こういう先人には頭を下げるしかないです。


 吉村氏の弟さんへの思いが綴られている作品を今読んでいます。こちらもすばらしいです。おこちゃま向けのばかり読んでいないで、ちゃんとした文学を読まなくちゃと思います。いつ読めなくなるか分からないものねえ。





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最終更新日  2011年09月11日 16時47分35秒
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