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カテゴリ:読書記録

【送料無料】散るぞ悲しき

 梯さんのデビュー作といえる戦争の実態ドキュメンタリー。

 硫黄島での栗林忠道が指揮する戦いを描いています。栗林の家族への愛情こもった手紙や生き残った部下たちへのインタビューを丹念に紹介して栗林の人間としての魅力が満載です。

 ああ、ほんとうに、このように立派な人を散らせてしまったとは、なんともったいないことをしたのでしょう。

 最後の最後まで死力をつくして戦い抜くという表現はよく使われますが、水もない食料もない中でよくぞここまで兵士たちの士気を損なわずに闘うことができたのは、栗林が類稀な英知と実行力と統率力を兼ね備えていたからです。


 返す返す、大本営のお粗末さに怒りが湧き出ます。

 せめてもっと早く敗戦を覚悟していたら、犬死ではなくなったのに。東京が大空襲を受けたという知らせを聞いたときの栗林の心情を察すると、ほんとうにやりきれません。


 上のいうことを鵜呑みにしているわけではありませんが、結局従っている今の自分にも考えなくてはいけないなと思うことしきりでした。ああ。





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最終更新日  2011年10月04日 19時26分53秒
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