|
カテゴリ:読書記録
【送料無料】放蕩記 村山さんはどうも苦手でこれまでまともに読んだことはないのですが、題材が興味あったので借りました。支配的な母親といい子を演じ続けた娘の話。自叙伝みたいですね。 まあ、はっきり言って長々と愚痴を聞かされた気分ですね。同棲している大介くんのように優しく話を聞いてあげる余裕はなかったなあ。 読んでいてずっと不快だったのは、この母親が自分の母とたいへんよく似ていて、主人公の夏帆さんはほとんど姉に近いと思えるからでしょう。さしずめ私は妹の秋実だったわけですが、こんなに要領よくはなかったし、夏帆が一番不幸だったという結論には辟易してしまいます。 似ていると書きましたが、うちの場合はもっとひどかったなあ。あんなこともこんなことも、と思い出すからますます読むのが億劫になりました。 村山さん自身、もう少し消化してから書いてほしかったな。というか、やはり村山さんとは合わないなあと改めて思いました。 今年はいちげんさんばかりだなあ。もっと波長の合う作品を読みたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月04日 23時53分29秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書記録] カテゴリの最新記事
|