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カテゴリ:読み聞かせ
今日は小学校の読み聞かせサークルで、小学校に行ってきました
絵本の中には、大人にも何回も繰り返し読んで欲しいな。 と思う、ステキなお話がいっぱいあります。 今日はその一つ、「くまのこうちょうせんせい」というお話。 【送料無料選択可!】くまのこうちょうせんせい / こんのひとみ 2年前に初版が発行されてから、 20万部の大ヒット絵本だから知っている方も多いかもしれませんが、 お話はこんな感じ。 まいあさ、校門に立って「おはようー!」と、 大きなこえであいさつしてくれる、くまのこうちょうせんせい。 でもひつじ君は、どんなにがんばっても小さなこえしか出せません。 ひつじ君にとって、大きなこえは、 お父さんとお母さんがケンカしているこえ、 お母さんがひつじ君を叱る時のこえ… あるひ校長先生は、病気になってしまい、 ちいさなこえしか、出せなくなってしまいました。 でもそれで、わかったことがあったのです。 「大きなこえを出そうとおもっても、出せないときがあるんだね。 ひつじ君、大きなこえを出そうねって、 いっぱい言って、ほんとわるかったね。」 これは、本当の事を元にしたお話です。 神奈川県の浜之郷小学校の校長・大瀬先生は、 お医者さんに「あと三ヶ月の命です」と言われたあとも、 学校に通い、「命の授業」をつづけました。 大瀬先生が、 病気になって初めてわかったことがあるといっていました。 「子どもは明るく元気が一番と、大人は思いこんでしまいます。 でも、本当は、子どもはちいさくてよわいものなのです。 子どもたちのいたみを分かち合うのが、大人の役目だとおもいます。」 ステキな校長先生だな。って思いました 今はもう「おはよう」の言葉も聞けないし、 子どもたちと一緒に遊ぶ事も出来ないけど、 校長先生は、子どもたちの心の中で生き続けるし、 校長先生と遊んだ子どもたちだけでなく、 絵本を読んだ、私達の心の中にも、 校長先生は、生き続けるのだと思います。 いま、生きている私たちは、何を残していけるのかな。 「今」生きているという事は、 まだまだ人の為に、何か残していく、思いを伝えるチャンスがある と言う事。 一日、一日を大切にしなくちゃね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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