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テーマ:ボーイスカウト(955)
カテゴリ:ボーイスカウト
前にも書いたけれど、
うちのカブ隊には3名のLD、アスペルガー症候群のスカウトがいる。 私は、このスカウト達とビーバー隊からのおつきあいで、 みんなカブ隊へ上進して行き、 今年私がカブ隊へ上がってまた一緒に活動させてもらっている。 私はこの子達が、いつも気になって気になって、 スカウト活動の中でも、どう活動していったら この子達が、スカウト活動してきてよかった。と思うか、 いつもあれこれ考えている。 それは、 本当はその子一人ひとりのペースに合わせて、 活動してあげられたらいいけれど、 組、隊という集団の中で、やっぱり無理やりにでも 合わせなければいけない事もたくさんあって、 彼らにとってストレスなんじゃないか?って思うし… 実際、 カブ隊のキャンプでは、 他のスカウト達が発達障害の子をいじめている訳ではなかったけど、 その子が家に帰って 「みんなに無視された、いじめられた。 もうボーイスカウトに行きたくない。」といい、 ご両親がえらく怒って大問題になったこともあるし、 スカウトがキャンプ中どこかに行ってしまって、 大騒ぎになった事も・・・ 一人ひとりのスカウト達は、ほんとに素直で一生懸命で 自分ワールドがあって、かわいい 私が関わりだした3,4年前は、 触れてはいけない微妙な話題だったけど、 今ではLDやADHDの子達とどう付き合っていったらいいか、 いろんな本も出ていて、すごく参考にもなる。 先日も元保母さんのお母さんが、 そういう関連の本を紹介してくれて、 何度も何度も読み返してみた この子達を通して、自尊心を大事にする事、 すべてを受け入れる事、共感する事。 自分自身、いろんな事を勉強させてもらった。 私の、理想を求めて完璧にやろうとする硬いところや、 自分はキチンと出来ないからダメなんだ。という思いも、 この子たちを通して気付かせてもらった そのままの自分を認めて大事に出来なかったら、 人をそのまま認めて受け入れてあげる事なんて出来ないんだってわかった スカウト達と、出会うべきして出合ったんだなと思う 読んだ本の中で、 アスペルガー症候群は100人に1人の発症率だという。 そして、母体の妊娠中、 喫煙(家族が喫煙していても同じ)飲酒、麻薬中毒、低出生体重児も、 発症する確立が高いとか。 親の育児方法や家庭環境、ゲームのやり過ぎとは関係ないけど、 気をつけて直せる事があれば、 妊娠中から子育てと思って、気をつけてあげたいものだと思う。 さて。 難しい事を考えて頭を使ったけど(笑) 今週のキャンプは、そういうカブ隊の実情を知らない、 「キチンとさせるのがリーダーの役目」なんていう、 団委員さんも一緒のキャンプ。 みんなで考え、理解しあう、いい機会になってくれればいいな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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