|
カテゴリ:役員のお仕事
今日は中学のPTAで講演会を聞きに行って来ました
「思春期の子どもの心と体」というタイトルで、 中学生の頃の自我のお話を聞いてきました。 子育てする中で、親がしなくてはいけない大事な役目は、 「子どもの自我をしっかり育てる事」です。 自我がしっかりしているとは、 周りの環境に影響を受けずに、自分で行動が決められる。と言う事です。 自我は常に、超自我(ルール、道徳観、倫理感、自己の規制を自我に伝える機能)と、 イド(無意識層の中心の機能。つまり感情、欲望、衝動をそのまま自我に伝える機能) の間で常に揺れ動いています。 これは悪い事だからしてはいけない(超自我) 見つからなかったらいいじゃないか(イド) やるかやらないか。どうしよう…(自我) といった感じに。 小学生くらいまでは、大抵、親の価値観=超自我です。 小学校低学年辺りが、一番親の話も素直に聞き、 バランスの取れている時期と言われています。 ところが、中学生くらいになると、 友達や先生の影響を強く受けるようになってきます。 本能の中に性も目覚めて、アンバランスになってきます。 これが反抗期。 子どもが親のことを気になって、(服装とか、お母さんみたいになりたくないとか) 言っているうちは、まだ親離れしようともがいている最中。 子どもの自我は、子ども同士の中でぶつかり合って強くなる。 その時親は、いつまでも干渉してもいけないし、 関心を持たず、放任過ぎてもいけない。 子どもの話を、良いとか悪いとか評価するのではなく、 聞いてあげることが大事。 そして一番心に残った言葉は、 「知識は上から学ぶものだけれど、 知恵は子どもからもお年寄りからも学ぶ事。 子どもの言っている事は、たいてい正しい事を言っている。」と。 子どもさんが中学生になってきたら、 親も子どもから離れて、自分はどう生きていくか考える事。 と締めくくられていました なかなか、反抗期らしい反抗期がなかった高1の長男だけど、 最近、社会に対しておかしい!と、言う様になったのは、 反抗期の一つかな? 子どもの成長、 小さい頃の一ずついろんな事が出来ていくのも可愛いけれど、 こういう心が成長していく姿も頼もしく、おもしろいものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[役員のお仕事] カテゴリの最新記事
|