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テーマ:ボーイスカウト(955)
カテゴリ:ボーイスカウト
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雪中キャンプ2日目 晩は一段と寒くなり、冷たく張り詰めた空気の中、 半月ほどの月光が雪に反射してキラキラして、 夜の星空は、とってもとっても綺麗でした☆彡 さて、2日目の朝 6時の配給の時間になってもどこの班も食材を取りに来ず… スカウト達が生きているか 心配になってサイトに確認にいくと、 とりあえずみんな動いている様子。 「テントの中どうだった」 と聞くと、 「意外と大丈夫だった。 でも寒くて一回起きたら寝れなかった。」 と。 8時半には、テントサイトを整えて、 リーダーの点検を受けるのですが、 寒さのために作業が難航している様子。 点検にも、朝の朝礼にも当然「新入隊員」は参加。 どの班も、夜はテントの中で一晩一緒に過ごしたとのことでした 午前中のプログラムは「かまくら作り」 雪を山にするのに2時間 掘るのに2時間。という大作です。 お昼ご飯は、 焚き火で体を暖めながら、 本部でつくったクリームスープと食パン一人3枚を配給 午後、 かまくらの続きの作業をして完成させました。 そして、 降りしきる雪の中で、 班対抗雪合戦大会~ 雪を堪能した一日でした でも、今日がこれで終わる訳ではありません 夕飯の準備 そう、 今日の夕飯は「鶏鍋」です いつもみんなが何気なく食べている肉も、 元はみんな生きている。という事。 みんなが生きていくために、 新入隊員の大事な命をいただく事。という体験。 命について話しをして、 スカウト達、各班に鶏のしめ方を教え、 実際にやってもらいました。 寒さだけで極限のスカウト達に、 こんな体験どうなんだろう 私も複雑な思いでした。 世の中はきれい事だけでは生きていけない。 という事。 こういう事を、誰かがやってくれているから、 自分達はお肉や魚を食べられるんだという事。 泣きながら毛をむしったりしている女の子 無言でやっている子 興味津々で見ている子 スカウト達の心に、一生残る思い出となったと思います。 でも、この体験をしたスカウト達は、 絶対、人をナイフで刺すとか、動物虐待とか、 そういう事をしてみたい。 という気持ちにはならないと思います。 寒さの中で、 やるかやらないか。という問題ではなく、 とにかくやらなくちゃいけない事。 という、極限の体験でした。 スカウト達に命の重さ、ありがたさを教えてくれた、 新入隊員にありがとう 内臓も肝もいただいて、 ガラでスープもとりました 3日目に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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