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テーマ:ボーイスカウト(955)
カテゴリ:ボーイスカウト
このキャンプの中で、私が学んだ事。
それは、 我慢するという事。 人や周りではなく、まず自分が楽しむ事。 という事。 鶏料理とか、寒い中での炊事とかいろいろある中で、 小学5年生の一番下のスカウトは、 鍋洗いとか、物を取りに行くとか、 いろいろ技術がないので、基本、そういう事が仕事です。 寒い中、チョロチョロと水しか出ない水道で、 油の付いてる鍋を洗って、 もちろんなかなか落ちないし、 スカウトの手がグローブみたいに 真っ赤でパンパンになって 私は、可哀相… って、見ていられない気分になる。 でも、 「早く手を拭きなさい。 水が手に付いたままだと凍傷になるよ」 可哀相なんじゃない。 この子達は、今精いっぱいがんばっている。 中途半端に手を出して、 せっかくの「自分の力で苦労をやりきった」 という貴重な体験を潰してしまう方が可哀相 やりきらせてあげなくちゃ 今まで子育てしている中で、 何度もこういう心の葛藤をしてきたなぁ。と思い出す でも、 この雪の中のあまりにも非日常な世界 この子の限界はどこまでなんだろう 甘やかしてはいけない。 でも、今回逃げ道になれるリーダーは、私くらいだったから、 自分で追い込んでしまわないで、 逃げ道も作ってあげなくちゃいけない。 わが子だったらわかるところも、 さりげなく観察。 本部に借りたものを戻しに来てくれたスカウトの手が、 あまりにもすごくて、 かじかんだまま、指が曲がって真っ直ぐ戻らない 凍傷になってはいけないので、 こっそり、ぬるま湯に手を付けて、 ハンドクリームでマッサージしてあげたら、 ちょっとだけ感覚が戻ってきました。 「ありがとうございます。」 とスカウトが言うので、 「がんばってね。 リーダーちゃんと見ているからね」 そう、言ってあげるのが精いっぱいだった 親っていうのは、 「木」に「立」って「見」ている。 というように、子どもががんばっているところを見守ってくれる人。 こっちに進めばいいんだよ。 と目標になっている人。 そんな事を再確認した3日間でした もちろん、 そんなセンチメンタルな気分に、なってばかりいた訳じゃないですよ ソリや雪遊び堪能したし、 雪合戦もしたり 夜もリーダー達で語り明かして、 睡眠不足もマックスで。 寒くて辛い体験だけど、 またやりたくなってしまう。 スカウト活動って不思議ですよね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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