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テーマ:心のままに独り言(8833)
カテゴリ:コドモ・家族
みなさんこんにちは
今日もご訪問して下さってありがとうございます 先日中学2年生の三男の学年で「責任をまっとうする」という 道徳の時間がありました。 そして、その学習内容について、 学級通信を持って帰ってきました 震災の時、 防災庁舎にいた24歳の美紀さんという女性が、 津波が役場まで迫ってきているにもかかわらず、 最後まで、住民に高台に非難するように、 放送を続けていたと。 住民はその声を聞いて、高台に必死で逃げて、 助かった方がたくさんいたそうです。 あの天使の声は誰だったのか、 住民の皆さんは探しましたが、 美紀さんは防災庁舎ごと波にのまれ、 亡くなられたのだそうです。 自分だったらこんな状況でどのように行動しますか? といった内容でした。 生徒達は、 美紀さんの勇気を称えると共に、 「自分だったら逃げて下さい。と呼びかけして、自分も逃げる。」 「自分命は自分で守る。」 「自分の命で、たくさんの人が助かるなら残る。」 「やっぱり怖くて逃げてしまうかもしれない。」 「家族の事を考えて、自分が50歳過ぎていたら残る。」 といった、 本当に命の事を真剣に考えた内容が載せられていました。 その中で、三男はどう感じたの と聞いてみると、 「ぼくは絶対残って、みんなの命を守る。 例え死んでも、それがぼくの仕事だし、 もし逃げたら、罪悪感を持ってしまうから。」 と答えてくれた。 頼もしいなぁ と思った反面、 とっても切なくなった 涙が出そうなくらい、切なくなった。 人のためとはいえ、「死んでもいい」なんて思って欲しくない。 って思った。 どんな状況でも、生きていって欲しい。って思った。 戦争に子どもを送り出す親の気持ちって、 こんなんだったんだろうか。 美紀さんのご両親は、 娘さんを誇らしく思うと共に、 ほんとは生きていて欲しかっただろうな。 でも、自分か多くの人の命か。と思った時、 多くの人を優先出来る勇気は、 なかなか出せない尊いものだもの。 三男には、 「そう思ったんだ。 すごい勇気だと思うよ。 そう思えるあなたは偉いよ。」 って言ったけど、 三男の成長が、とってもたのもしくて、切ない話でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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