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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:たびたび旅に出てみれば(山旅含む☆)
先週、
母の傘寿(80歳)のお祝いに、有馬温泉に行ってきた。 本当は、昭和6年生まれの母は、80歳には、まだ、早いはずだけど、 いつまで生きているかわからない・・・(とは、母の言葉) と、かぞえ年だの何だのいろいろサバを読んでの(^^) 早めの祝いだ。 みんなが集まって、のお祝いの席で、 母は、 「ここまで、よく生きてこられた、これからは、おまけだと思って・・・・」 と、挨拶していた。 おまけ・・・と、 妙に私のココロにコトンと落ちてきた言葉。 「おまけの人生」って、よく、九死に一生を得た方が使ったりするけれど、 おまけの人生には、 もう、 こうでなければ・・・とか、 こうしなければ・・・とか、 こうあるべき・・・・とか、 義務ややるべきこと、 または、どうしても、実現したかったこと、 そんなことから、卒業している感じ、 自由になっている感じがある。 同時に、自分が頑張って生きているというより、 生かされている、そんな感じもある。 ちょっと、白状してしまうと、 私は、「生きる目的」などというものを見失って、長いような気がする。 だから・・・ もしかしたら、私の人生も、「おまけ」のようだな・・ そして、よく見てみれば、 誰だって、生まれた時から、おまけの人生を生きているのかもしれない。 当たり前のことのように生きているけれど、 生まれてきたこと自体が、すごい確率の奇跡だし、 生かされている命だ。 後から勝手に、ああすべきだの、こうすべきだの、観念を付け加えていっただけで、 生まれてきたときには、 裸ンボウ。 命を与えてくれた源は、 まったく、まっさらな、おまけの人生をプレゼントしてくれたのかもしれない。 そんな素敵な、おまけの人生ならば、 自由にのびのびと、楽しんで、思ったように過ごしていこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.21 01:26:44
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