Be　Joy

厳島神社での衝撃の出来事・・・・

それは、神様のフィードバック、おみくじ。

5回目の訪問にして、初めて、自分が来たくて来た宮島。
ちゃんと、お祈り、ご挨拶をして、
おみくじをひいてみると・・・・

なんと・・・・・

「凶」



テンション、下がるというか・・・落ち込む・・・当然・・・
ガックシ・・・

こんなに、ご縁を感じて、はるばる来て。。。。
ああ、片思いで、思いっきり、振られたような気持ち。。。


でも、不思議に、どこか、なんとなく、こうなることは、解っていたような感覚もあったり。。


おみくじの内容は、
「とがのない人を、責め立てて・・・因果応報、自分に返ってくるよ。」
みたいなことが書いてあった。
（結んできたので、記憶の中のこと。）


旅行に行く前日、フィンドホンのトランスフォーメーションゲームを開催し、
私自身も、参加者として、ゲームに参加させてもらった。
（ファシリテーターは、夫で、後、3人の方に参加していただゲームだった。）

このおみくじを見て、すぐに思いだしたのが、
そのゲームで、私が、得た気づき。

トランスフォーメションゲームの中で、自分の進路を阻む障害として現れてくる
set backと言うカードの内容。

Looking for the worst in pepole?
Expecting the worst situation?
No wonder you live in a hostile and pinful world.

人の最悪の所ばかりを見てない？
最悪の事態を想定してない？
あなたが、敵意に満ちた痛みのある世界に住んでいるのも、不思議じゃないわね。


思い当ること有り～～

自分でも、ネガティブさ、人への批判、
そう言ったものが、自分自身をしんどくさせていることは、
思い当っていた。

人を批判、非難しているとき、
その奥にある会話は、「私は、正しい。悪くない。」
だ。
そして、誰も、聞いてもいないのに、「私は、悪くない。」と、主張する時、
実は、感じているのは、罪悪感だ。
罪悪感から、自由であるなら、ことさらに、自分の罪の無さを主張する必要もない。

そもそも、この人を批判、非難する気持ちは、どこから来ているのか。
人との競争心、自分が、一番になりたい。
自分のあるがままの姿を認めたくない、自己欺瞞。


ある種、そんな感情は、人として、誰しもが持っている面かもしれない。

なかなか、手放すのは、
難しかったりする。

でも、それが、自分をしんどくさせているのなら、
負けを認めて、謙虚になり、
人にやさしく、寛大に。
細かなことにピリピリせず、大きな流れを信頼する。
人を信頼する。
心を開く。

トランスフォーメションゲームでは、
「負けを認める」
と、気持ちが切り替わったあたりから、
私のゲームは、スピードが上がって、どんどん、上がりに近付けた。

宮島、厳島神社でのおみくじにも、偶然（でないかもしれないが＾＾）
「負けを認めること」
みたいなことが書いてあった。



私が、おみくじを見て、衝撃を受け、しょんぼりしていると、
それを覗いた夫が、
「おっ、凶が出るみくじなんて、本気だ。
俺もひいて来よう。」と、おみくじへ。

その後姿を眺めていると、
自分で、棚から、その番号の紙を取り出すシステムになっているのだが、
重なった2枚をとってきているように見えた。

そして、なんとなく、そうではないかと、それも、予想できたことなのだが、

夫のみくじは、「大吉」


そして、やはり、紙は、2枚とってきていた。
夫に言わすと、
わざと、2枚とったわけではなく、気付かず、取ってきてしまったとのことだが。。。


なにか、私には、
私の分まで、大吉をとってきてくれたような印象を受ける。
夫は、けっして、そんなつもりではなかったようだが。
そんなことを、しそうな所のある、夫。
ありがとう。。。


夫のみくじに書いてあったことが、また、不思議で、
「たとえ、末っ子であったとしても、長男の役を務めるなら・・・・」
などと書いてある。。。。

夫は、長男だが、私は、末っ子だ。
そして、この旅は、末っ子の私が、兄に代わって、両親を、お墓参りに連れて行くのが、
目的の旅だ。

このみくじも、夫のみならず、私にも、語りかけてくれている気持ちがする。
厳しい言葉の後のやさしい言葉は、
涙・・・・である。。。


私自身が、ひいたおみくじは、「凶」だったのだが、
少し時間が経って、そのショックが和らいでくると、
私、あのまま、行っていたら、とんでも無いことになっていたかも。
と、
自分の態度を改めるきっかけになった神様のお諭しに、
ありがたいなぁ・・とも、思えてくる。

ちょっぴり、人への厳しい態度が、和らいで、
幸せを感じることが出来たり。


そんな中、
「とがの無い人を責め立てて・・・」

の、とがの無い人は、
もしかして、自分自身のことだったのかなと。


あれこれ、あれこれ、自分に要求しすぎて、
あれもできてない、これも出来ていない、と、
頑張っているつもりが、頑張りすぎ。
自分もしんどければ、その周りも、しんどくさせる。

負けていたって、いいじゃないか。
出来てなくったって、いいじゃないか。
そのままの私で、充分。
完璧なのだ。＾＾