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カテゴリ:本
タレント本は、本人さんが書いてないことも多いと聞くし、あまり好きではないのですが、
興味のあるタイトルなものでつい買ってしまいました。 『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』 絶対に失敗しないビジネス経営哲学 幻冬舎新書 著者: 島田紳助 出版社: 幻冬舎 なるほどな~と思うことあり。 彼にとってビジネスとは、自分が「こうやん」と考えたことが正解なのかどうか、 証明すべく試す場。 でも、本気で本職でやっている人にも参考になりそうです。客側の心理とか、なるほどそういうもんかもなあと思う場面もあります。 後半、おもしろくなっていきます。 たとえば「うちは天然の魚しか置いてません」という店があったとして、それを威張るのは間違ってませんか?というあたり、あまり気にしてなかったけど払うのは客なのだから、「高い魚しか置いてなくてスンマセン」と謝ってもいいくらいや。 「大間の鮪です。旨いでしょ」っても高い魚なんだから美味しくて当たり前、これでまずかったらどうするつもりやと。エライとしたら鮪や、と。 確かに「おまえにこの味がわかるか?」と言われたことはないまでも、客を値踏みするような料理人はいなくもないのかもしれない。 まあそれは、料理人に限らずどんな業界でも、「謙虚の逆」な人って、いなくてもいいのに結構いるのかも。 重鎮と呼ばれても、師匠と呼ばれても、謙虚でいてもいいよね。 こんなの書いてる私が謙虚じゃないといわれそうだけど そういや松山に来てから、廻る寿司にしか行ったことがなくて、 おいしいお寿司屋さんに行ってみたいなあと思っています。うひ。 あ、そうそう。 イヤミな客ってのもいるのかも。店からしてみたら。 客のウンチクを聞くのもイヤなもんだろうなあ。 だからといって静かすぎるのも「ま、まずいのか?」と心配されたりして。 お互い気持ちのいい店&客になるのは難しくてキリがない。 しかしこの『おいしい店とのつきあい方』は、読んでてあまり気持ちのいいものじゃなかったなあ。 店の人の気持ちを操作するような感じがして・・・。 いわゆる「こういう格好をしておかないと、いい席に案内されないよ?」的な。 そうかもしれないけど、TPOを通り越してわたしは好かん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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