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このあいだ年が明けたと思ったらもう2月。
もうすぐバレンタインデーですね。 どこもかしこもチョコチョコ・・・。 ぼんやり考えていたのですが、私にとってバレンタインデーとは 「お世話になった方に義理チョコ」か「つきあっている人にあげるチョコ」かの2種類。 なんかこう物足りないなぁという感じなのは、 「チョコとともに気持ちを伝えるチョコ」 という、告白を伴うバレンタインを過ごしたことがないからかも・・・。 気にしたこともなかったけど。 私は結婚するまでろくに少女マンガを読まなかったのですが(少年マンガばっかり・・・) 最近になってあれこれ友達にお借りして読んでいると、そこには「胸きゅん」や「ときめき」や、 そういう感じが散りばめられていて、もしやマンガが恋愛における身近なテキストだったのかもとか思ったりするのだ。 これをあの、猿のように快活だった中学生時代とかに読んでいたら、私なにかが違った?(笑)と。 モノの考え方とか人に対する思いとか。 うる星やつらやキャッツアイやこち亀や三国志や、読んでた場合かと。 は~。しくった。 「せせせ先輩、あのっ、これっ・・・受け取ってくださいっ。ギャー!」 みたいなこと、やってみるんだった。 たとえ玉砕しても。 なんであんな女の子らしくなかったんだろう? 私のバカ! でもはじめて告られたのは小学校の卒業後すぐ。 これも今思えば、非常に残念な感じなのです・・・。 以前の日記で書いたのですが、6年生で田舎の小学校に転校したその後でした。 その町には有線という電話とは別に、もう一台地域内電話のようなものがあり、定額制で使いホーダイ。USENとは違います。ダイヤル式の黒電話があったのです。 横にボリュームは付いてましたが朝昼晩に町のちょっとした情報も流れてくる、電話。 子供心に「だせー電話だ」と思っていました。 で、うちはサザエさんのおうちみたいな間取りで、リビング横の廊下に一般電話と並んで有線を置いていたという昭和な構造。 その有線のほうに電話がかかってきたのです。男の子から。 もうね、それがものすごくイヤな出来事だったのです。当時は。 映画かなにか誘われたんだったかと思うのですが、はじめての男の子からの電話、という感じでリビングの親がめっちゃ聞き耳を立ててる気がして・・・(-_-;) しかも有線かよ!みたいな(どっちでもいいだろ)。 余裕のない私はまた、ぶっきらぼうなわけですよ。 その日はちょうどクラスの女子みんなでチャリでピクニックに行く日でもあって断ったのに、 「それは男子も誰か行くの?」とか「好きな人はいるの?」とか聞いてきやがった。 「女子だけ・・・」「いない・・・」とか答えつつ、内心は誰かHELP!ですよ。 「じゃあそういうことで」って切ろうとしたら、「あ、横にK藤がいるから代わる」って、 これまたエー!(-д-;)なわけで、またそのK藤くんがモゴモゴ何か言うんだけど幼い私は なぜかもう耐えられなかった。 横で母がニヤニヤですよ。父は憮然としてますよ。テレビおもしろそうですよ。 もう、もう・・・やめてー!みたいな。 結局、私を好きだったのはK藤くんだけだったのか、かけてきたY木くんもだったのか。 映画には3人だったのか、何を観ようといわれたのか、全然覚えていない。 みんな同じ町の中学校に進学したんだけど、私はなぜかこの日のことを悔しく思っていて、 とうとう中学を卒業するまでこの二人とは言葉を交わした記憶がございません。 長っ! ・・・わたし、ひどすぎる。 思えばこの体験が怖ろしくて恋愛を私から遠ざけたのか、優しくできなかったバチが当たったのか。 とりあえずY木くんとK藤くん。バカだった私を許してね。 中学3年間、不毛に過ごしたからそれでチャラにして。 なんであんなに意地っ張りだったんだろう。バカバカ! そして中学校はソフトボール部で真っ黒な猿になって青春を送ります。 背がぐんぐん伸びて、しぐさは男っぽくなり、ジャージで下校みたいな・・・。(こんな女子イヤ) 「わたし、3組のK藤の妹なんです」って子が入部してきて「お兄ちゃんの部屋で先輩の写真見ました」とか部員みんなの前で言われて追い討ちをかけられるんですけどね・・・。 今ではあんなだった私を好いてくれたK藤くんが愛しいくらいで、義理チョコのひとつもタイムマシンで届けたいほどだけど、当時は残念な私でゴメン。 はぁ・・・ 昔の自分に凹みます。やりなおしたい。 「残念だがムリだね」 あんなだった私に告白なんてムリだったかもしれないけど、それでも告白をともなうバレンタインに憧れてしまいます。 それとか手作りチョコ! かわいくラッピングしたい! 下駄箱で待ち伏せしたい! ・・・あーでも全然、そういうキャラじゃなかったな。 誰か、当時の私に助言してよ。まわりのオトナとかさー。 世の中学生たちよ。わたしはここで応援するよ。 君たちの想いが伝わりますように。 後悔しないよう、全力でチョコを作れ! そして届けろ~(≧∇≦)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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