通級の校外学習(事前編)
手が出ちゃう子の成長ー通級の校外学習にて
発表の支援の仕方 通級の校外学習2「終わりの言葉」上手にできたよ!
通級での校外学習(遠足)1-アクシデントと通級だからこそできること・歩け歩け
も、ご覧下さい♪
目的地の公園についてから、まずはお友だち作りの
コミニュケーションゲーム。
通級に来る曜日も学年もバラバラな子供たち
しかも、コミニュケーションを取るのが苦手な子が多い中
自然に楽しくかかわれるゲームは子供たちも大盛り上がり!
つかれたぁ~としゃがみこんで
ゆっくり見物でも・・・・って思っていたら
「お母さんも 参加してくださーい」
鶴じゃなくて先生の一声で重い腰を上げた。ヨロッ~
<あくしゅゲーム>
集合ポイントに先生が立つ。
先生が人数をかいた紙を掲げ、その人数の人と握手をする。
握手をしながら自分の名前、小学校名、学年、好きなことを言い合う。
指定の人数と握手したら、集合ポイントに並ぶ。(スタート地点から50mほど離れている)
同じ人と2回握手してはいけない。
つまり「沢村空、○○小学校4年、好きなことはゲームです。よろしくお願いします」
といって握手していくのである。
活発な子供たちはその場で隣の子を捕まえ、握手している。
中には(空も)同時に3人で握手して、カウント2つにしたり
なかなか知恵を働かせている。
ところが、なかなか積極的に出れない子供たちは取り残されてしまう。
一人でウロウロしたり、ぼーっとしていたり、
相手がいなくてパニックになりそうだったり
その都度、先生の方から手を出して「握手しよう」と声をかける。
私たちも、困ってる子供と握手したり、声かけたり
でも、イメージがあるのか逆に断られたり・・・。
中で一人だけ参加できずに先生と過ごしていた男子もいたけれど
先生と共に遠巻きにながめていた。
もちろん、ここでは無理やり参加させたりしないし
「だったら勝手にしなさいっ!」ってほっといたりもしない。
先生が交代で、かならず声の届く範囲で見守っている。
最初ルールがわからず困っていた子も
だんだんとルールが理解してくると笑顔が増えてくる。
1回目は3人
2回目は5人
3回目は7人
そして最後は、なんと15人!
空などのちょっと多動系の子供たちは、ダダダッーーーーと
そばにいる数人と適当に握手して(両手でとか)さっさと終わらせて
どちらかというと、速さを競って楽しんでいる。
本当に15人と握手したんですか~っ?って思うほど早い。
それに比べて、のんびり受動系の子供たちは
本当に律儀に一人ひとりと握手してルールを守っている。
ほどんどの子供が終わってしまっても、まだ10人だからと
正確にカウントして、同じ人はダメとルールを守っている子供もいる。
もちろん先生たちも、子供たちも彼が終わるまで待っているのだ。
誰もせかさない。あわてさせない。
15人と握手して、皆に拍手をされてゴール!!
がんばったね!と声かけされて
ちょっぴり笑顔になった。
体を動かしながらの、コミニュケーション作りって
けっこう効果的な気がします。
たった数回なのに、なんとなくグループを作ってるのが
おもしろかったです。
彼らは本当に高学年でも無邪気。
純粋にゲームを楽しんでいる。
この子達ばかりで、理解のある先生がいれば
案外、教室は平和なんじゃないかなと思ったりして・・・
握手ゲームに参加する?
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