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2007年02月28日
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きのうの日記
悩■発達障害を抱える子の兄弟について
兄弟児の参観に対する結果
に沢山の励まし、コメント
そして、一緒に喜んでくださってありがとうございます。
とても心強く、勇気付けられました。


悩■発達障害を抱える子の兄弟について
をUPしてから悩みに悩み、とりあえず下記の手紙を書きました。

通級の先生に出すか出さないかは後で決めるとして
今の自分の心情と考えをまとめることにしました。

***** ***** ***** *******

先日は学習発表会のリハーサルに参加させていただきありがとうございました。
皆さん、とても頑張っていて当日がとても楽しみです♪

さて学習発表会の兄弟児(海)の参加についてですが
昨日もお話いただいたのですが再度、ご相談・ご検討頂きたくFAXさせていただきました。

あれから空・海に学習発表会を見学することはできないと話しました。
空ががっかりした様子なので保護者会を休んで、
リハーサルに行こうかと話したところ「全部見て欲しいんだよ」と。

昨日のお話で先生のおっしゃる意味はわかっています。
兄弟児が授業を早退してまで見る必要はないし
自分の学業を全うすることが先決なのはもっともだと思っています。

けれど、誰よりも長く共に存在してきた二人ですので、
どちらかのことが気になるのは当然のことだと思うのです。

なぜ空が海に見て欲しいと思うのか
海が見たいと思うのか

自分が頑張っているのを海に見て欲しい。
空が通級でどんなことをしているのか見てみたい。
話だけで聞いてる、通級での友達に会ってみたい。

そんな思いがあるのだと思っています。

また空がどんなことを通級で頑張っているのかを海が知ることも
家族として必要なのではないか。
発表会当日は金曜日で、そのまま週末に入ります。
頑張った空の話を、見られなかった海の前で話すと
見たかったという思いを抱えたままの海はどのように思うでしょう。

頑張ったことはできるだけ家族として共有できればと思っています。

これは私の個人的な意見ですが、旅行などでお休みするお子さんも多い中
兄弟児の発表を見るための早退は家族にとっては無意味なものではないと思います。
このようなことを考えながら、どうするのが誰もが満足することだろうと思案しました。

そして、まずは家族、母の気持ちを知っていただこうと思いました。

先生方には大変失礼に当たるとは思いますが、私には学校の勉強の2時間より
家族の成長を共に認め、喜べる時間を持つ事のほうが遥かに大切な気がします。
それを望む海を母親として誇らしく思えるのです。

また以前だったら見て欲しいとは思わなかったであろう、
空がその姿を家族と担任(母学級の)に見て欲しいと思えることも
大切にしたいと思っています。

もちろん、空がそう思えるようにご指導いただいた
先生方のご努力のおかげだと深く感謝しております。

学校としてのお立場もあるかと思いますが、このように思っておりますので
もう一度、お考えいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
                                 
沢村 光

****** ***** ****** ***** *****

そして、下の手紙も書きました。

****** ***** ****** ***** *****
下記は今後の特別支援教育を考えていく上で、本人だけではなく
兄弟児・家族への支援・配慮も必要だと思いましたので、
支援の必要な子供と定型発達の子供を持つ母親の
視点として読んでいただければ幸いです。


家族と言う視点で考えれば、兄弟児に興味を持たないより持っているほうが
自然であり救いだと思っています。とくに双子の場合は当然だと思います。

兄弟児というのは多くの場合、親より長く接する存在です。
だからこそ互いに理解を深めて欲しいし、互いに必要な時は
サポートしつつ生きていって欲しい。

けれどこれらは、兄弟間で相手を知ること、興味を持つことがなければ
できないことではないでしょうか?

今まで海が興味を持ったときは、空の療育を見せたり
そのお友達と一緒に遊ぶ機会を作るようにしました。

このように違うフィールドで生活するときもあるけれど、共通理解を深めることにより
兄弟児への理解が深まり、円滑な家族関係を築けるのではないかと思っています。

障害を持つ兄弟児間がどのような関係なのかにより、先に死んでゆくであろう親の不安は
大きくも小さくもなるのです。

このような小さな小さな積み重ねが、ポジティブな障害感を育て、
必要な時に当たり前にサポートできる人へと育て上げるのではないかと思うのです。

普通に支援者となれる人が増えることにより、障害者・高齢者が
住みやすい社会になっていくと思っています。

****** ***** ****** ***** *****
上記の手紙をプリントアウトして、FAXできる準備をしておきました。

これ以上頼むのも悪いし、今後の関係が悪くなるのも困る
という気持ちもありました。

いっそのこと発表会後にこの手紙をお渡ししようかとも思いました。

こんな迷いを抱え学校から帰ってきた子供たちに
もう一度気持ちを確認したところ
空は来て欲しい、海は行きたいと
それぞれ言うので、もう一度だけ頼んでみようかと話しました。

すると空は自分から先生に頼もうと思ったようでした。

そんな、空から勇気をもらい
やるだけのことは、やろうと思ったのです。

結果が取るべき道なんだと(大げさ・・・)


まず、通級の担任へ電話しFAXを送りたい旨を伝え
簡単にこちらの気持ちを話しました。

そうすると・・・・・・・・・・・・。









通級側では兄弟児が学校を休んで(早退)発表会に来ることに対し
良いとも悪いとも言えない。
あくまでも母学校との話し合いと保護者の考えで決めるべきもので
通級に来る・休むも全ての決定権は保護者・母学校にゆだねられている。




・・・・・・・・・・・・・・・・・(・◇・)?!




そうなん?
じゃ、私が海を休ませますと決めちゃえば良かっただけ??

母学校は、「OK」になると勝手に思い込んでたし(4年もいればね)
行く先の通級での受け入れが問題だと思ってたんだけど・・・。

しかも、「だめですよぉ~!学校早退しちゃ」って言ったよね?と思いながら

やっぱり教師の立場で休んでよいとは言えないという裏の気持ちを
読まなかったのが悪いんだと・・・・。

あーまさしく、字面どおりにしか捉えられない私。

すんげーーーー疲れた。

でも、この先生、自分で
「私もなんらかの発達障害があると思うんですよね~」
と・・・言ってたっけ???

何度か意思の疎通が取りにくいなぁと思ってはいたんだけど





まさか(--;)



ちなみに、母学級の担任には速攻で早退OK!

てか、その担任も授業をやりくりして初めから見学にきてくれるそうです。

そんなわけで、すんげーーーーーくだらないオチで脱力しまくり・・・。

そのせいじゃ、ないだろうけど今朝から空が発熱で

一時はインフルエンザも覚悟したところ、陰性でセーフ

まだ運は見放してない模様・・・。



そんわけで、私の早とちりってことらしいです。

今度から通級の子供並に噛み砕いてお話希望・・・・。

まじ、ご心配やら応援やらしていただいて

うれし、恥ずかし お間抜けな沢村 光でした。

どうか、今後も見捨てずによろしくお願いします。


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▽ボクの生きる自閉症の世界▽少年の心の言葉
福祉ネットワーク▽千葉県の養護学校中等部に通う東田直樹君は、3歳の時に自閉症と診断された。幼いころから友達と同じことができず、はた目にはよく分からない行動をすることもあり、周囲の人々は彼の心の内を読み取ることはできなかった。だが文字を書くことを覚えると、彼は自分の内面について語り始めた。そこには自閉症の「症状」にはきちんと理由があること、またほかの人と同じように振る舞うことができないために誤解されてしまうことへの悔しさがつづられている。東田君のこれまでの歩みをたどりながら、彼の語る「自閉の世界」に耳を傾ける。

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最終更新日  2007年03月12日 19時59分40秒
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