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カテゴリ:高機能自閉症ー自閉症・発達障害関連
P>先日の日記のその後の展開です。
まずはこちらをご覧下さい。 2007年03月13日 子供のうつ病ってあるの? 2007年03月14日 ありがとうございました。小学生のうつ病について とりあえずは、しばらくは様子見というところだったのですが 夕べ、私の友人から連絡が入りました。 そのお子さんの具合が再び悪くなり 今回はさすがに病院に連れて行ったら、即入院になったと。 実は、今回の一件が起こる前にインフルエンザに罹ったそうです。 おそらく、そのときに溶連菌にも罹っていたようです。 入院先の医師によると、溶連菌感染後に、まれに 強迫性障害やチック障害(トウレット症候群をふくむ)的な様子が見られる 場合があるそうです。 私としてはかなり驚きがありました。 確かに溶連菌の後遺症には重篤なものもあるとは理解していましたが それは、腎臓障害やリウマチ熱などがあるのは知っていましたが このお子さんのような、精神的症状が出るものとは知りませんでした。 このような症状をPANDASというそうです。 彼がそれに当たるのかは今のところ検査中ですのでなんとも言えませんが 発達障害を持つ子どもの親として、非常に気になるケースです。 後遺症なく回復することを祈りたいです。
少しネットで調べてみました。 すると、若干ですが参考になるHPがありましたのでご紹介します。 溶連菌感染に関連した自己免疫性神経症状に関する研究 溶連菌に感染後の患者では、まれに多様な精神神経症候が見られることが海外でも注目されており、溶連菌感染後自己免疫性精神神経症候群(Post-streptococcal Autoimmune Neruopsychiatric Disease:PANDAS)と名づけられて、その診断・治療がトピックとなっている・・・・ 小児自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害と考えられた1男児例 症例は7歳男児.化膿性連鎖球菌感染6日後に,頭をふるチックが突然出現した.チックは程度の強いものであったが,抗菌薬投与とともに約2週間の経過で完全に消失した.以降,チックの再発はみられていない.近年,チックや強迫性障害と化膿性連鎖球菌感染の関連が注目されており,症状と経過から本症例は小児自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害(Pediatric autoimmune neuropsychiatric disorders associated with streptococcal infections;PANDAS)と考えられた・・・・・・ (強迫性障害・トウレット障害・溶連菌感染症) 小児の副鼻腔炎あるいはA群ベータ溶血連鎖球菌とチック症候およびトウレット症候群の発現あるいは悪化との関連についての症例報告は,1929年からみられる.さらに,強迫性障害やチックの発現は,シデナム小舞踏病との関連も報告されている.最近,Swedoらは,A群ベータ溶血連鎖球菌感染における中枢神経系合併症として,チック障害,強迫性障害,そしてADHDを含む神経行動症候を有する一群の症例をまとめPANDASと名付けた・・・・・・ 発達・学習・行動障害の複数の原因 連鎖球菌感染後の悪化は自閉症の子どもでは証明されていないが、限られた免疫学的データは多くの自閉症の子どもは連鎖球菌感染後の免疫反応に応じ遺伝的脆弱性を持つことを示している・・・・・・ このような本もありました。 チックをする子にはわけがある たかがチック、されどチック。チックは心の病気ではありません。環境と治療で改善します。 1 トゥレット症候群(チック)を知っていますか?(チックとは何か/チックQ&A/トゥレット症候群の併発症/どうサポートするか/トゥレット症候群の子と生きて/チックとともに前を向いて-私の体験記)/2 より正確な理解と治療のために(チック研究の始まり/チック症の定義/チックの頻度と特徴/一般身体症状および臨床神経学的症状/診断、治療、予後/病態・病因について/チックはなぜ小児期に発症するのか/チックの病態からみた治療法/溶連菌感染をともなう小児自己免疫性神経精神障害) ***ランキング参加中*** 早く治ります様に。。。。
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