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2007年03月27日
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カテゴリ:子供のこと

思春期の心の病気に関する本を読みました。
解りやすく、読みやすい本でしたよ。


その中から、いくつかご紹介しますね。

最近の思春期の子供の特徴

●仲間との付き合いが方がわからない、傷つくのがこわい
●がまんできず、キレやすい
●興味の幅が狭い
●自己評価が低い
●学業不振による心の傷が大きい
●将来に希望が持てない
●表現力が乏しい

・・・・これって自閉症と似てない?!
そういえば以前、東大の汐見 稔幸先生の講演会でも「今は自閉的な子が多いです」って言ってたっけ。


子供の心がわからない大人
大人の気持ちを読んでしまう子供

大人に相談しても、どんな返事が返ってくるかわかっているので相談しない。
これは親を筆頭に、大人に対する不信感があるから。

相談してもらえる大人になることも大切なことのようだ。


子供の心に共感しているか

「早く」「頑張れ」ばかりで「よくやったね」「つらかったんだね」と感情を共有することが少なかったのではないか。

子供の要求を認めないことに面倒になり、言いなりになってないか。
ダメだといいながら、結局は要求を呑んでしまっていると、がまんする心は育たない。
思春期になってから学ぶのは大変だが、親も一緒にやっていくしかない。


キレる

思春期は周囲の大人に反抗しながら自己を確立していく時期なので
多少の揺れ、感情の爆発は健全な成長の証しでもある。
ただ、それが家族や友人への暴力、ペットなど小動物を傷つけるなどの行為があるときは、健全な成長の範囲を超えている。

反社会的行為を起こす人の多くは幼小児期から、問題行動を起こしやすかったことが欧米の研究でわかっている。
幼小児期に問題行動を起こすのは、衝動が強くコントロールするのが苦手だったり、親が育てにくさを感じる子供だという説がある。

それでも親が子供を丸ごと受け入れ、良いところを褒めながら育てていくと、子供は次第に落ち着いてくる。

この受け入れると言うのは、子供の言いなりになるという事ではない。
善悪の判断、子供の要求を通すか通さないかの線がはっきりしていてブレないことが大切。
青少年期でも同様である。

ただし、このキレやすい子供たちは、もともと強いパワーを持っているので、青少年期に暴走されると親としても対応できなくなる可能性もある。
そのような場合は周囲や専門機関に支援を求めた方がよい。


子供の要求を通させることが、叱らない育児育ではないのですね。
子供が泣こうがわめこうが「ダメなものはダメ」とブレない親の姿勢が大切なんだと思いました。
確かに、強いパワーの子供はいると思いますが、
幼い時だからこそ、親の忍耐さえあれば乗り越えられる気がします。

身体も大きくなり体力もついてきた、双子たちを見ながら
それでも、身体をはってでも通せない要求には断固として断る姿勢を崩さないようにしなければと思い直しました。

 

いじめる、いじめられる

親離れの過程にある思春期は、親にかわる親密な関係の対象として仲間の存在が大きくなる。
いじめは、この仲間意識を強める行為となっている。
いじめの被害者は、仲間との一体感を感じるための「いけにえ」となっている。
もちろん、その裏には、いつ自分がいじめの対象になるかわからないという不安もある。

傍観者も同様で、自分が次のターゲットになることを恐れながら楽しんでいるかのように見ている。

いじめる側の子供
強いストレス、学校でも家でも認められていないと不満などがにより、いじめをはけ口にしている。
他人に対する支配欲が強く、衝動的である。

救済
いじめられている子を救済すると共に、いじめる側にいじめをしていると認識させる。
いじめは犯罪なんだと理解させ、その子の不満の原因を探りながら
学校・家庭で協力しながら不満の解消をする。

いじめをなくすために
教師全員がいじめを許さないという毅然とした姿勢を貫く。
クラスでもいじめについて討論し、傍観者をつくらないことも必要。

ここでも、親のブレない姿勢の必要性が感じられます。
いじめをなくすためには、家庭でもいじめを許さないという断固とした姿勢を貫かなければならないと思います。
我が子がいじめられた場合のみ敏感になり、いじめる側に回ったときは比較的ゆるい対応をしている気がします。
これでは、いじめの助長しているのと同じです。

いじめを許さないという一貫した姿勢があれば、いじめられたときにも相手が悪いんだと思え訴えることができるのではないでしょうか?

自分の子がいじめる側に回ったときに「家の子だって、いじめられたのに・・・・」そんな言葉を聞いたことがあります。
それに続く言葉は何だったのでしょうか?
「だから、いじめをするのはかまわない」?
「だから、家の子だって被害者」?
「だから、それくらい我慢しろ」?

親が潔く、その行為を認め謝罪する姿を見せることで
子供の心にも変化が現われるような気がするんですが・・・・。


いじめとかかわりのない時期から、常にいじめはいけないという姿勢でいることが大切だと思いました。


ほかに症例がコラムになっていて、発症から入院、回復の様子なども書かれています。
思春期の本人が読んでも良さそうな本でしたよ♪
子供のかかわる多くの人に読んで欲しい本です。




思春期のこころの病気

内容情報】(「BOOK」データベースより)

本書では、思春期に起こる主なこころの病気・行動障害の基本的な知識とその対策、この時期に起こりがちな問題行動とその対応を中心にまとめ、たくさんの症例も紹介しています。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 思春期の子どものこころをどれだけ理解していますか?(人間のこころはどのようにして育っていくのだろう?/思春期の子どものこころと体はどうなっているのだろう ほか)/第2章 いま、親が、子ども自身が悩んでいる、こんなこころの状態(最大の悩み「不登校」「ひきこもり」にはどう対処すればよいか(不登校(登校拒否)/ひきこもり)/早期に解決したい子どもの問題行動(盗む、万引をする/キレる ほか))/第3章 思春期に多いこころの病気と行動の障害-症状は?治療法は?そのとき家族の対応は?(依存症候群(薬物嗜癖)/精神分裂病 ほか)/第4章 こころの病気はどのように治療を受けるのがいちばんいいか(医療機関と医師の選び方はどうする/いい治療を受けるために患者や家族が知っておきたいこと ほか)/第5章 家庭や学校の対応と社会的支援(親は思春期の子どもにどう接するべきか/精神科を受診する目安は?精神科へ連れていくにはどうしたらいい? ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

市川宏伸(イチカワヒロノブ)
東京都立梅ヶ丘病院副院長1945年生まれ。東京大学大学院薬学研究科修士課程修了、北海道大学医学部卒業。東京医科歯科大学神経精神科での研修をへて、82年より東京都立梅ヶ丘病院勤務。98年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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最終更新日  2007年03月28日 15時54分57秒
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