昨日の続きです。
実は先月末に大学病院でCPT検査を受けました。
療育に通い始めたときから視覚・空間認知が課題でした。
この検査の前にベントン視覚記銘検査というのをやったのですが
これは見た図形を真似して描く
見本の図形を10秒見た後、なにも見ずに提示された図形を描くというもの。
見ながら描くのは大方できましたが、図形が複数で大きさの違うものだと
形や位置はあっていても、大きさがまちまちになっていました。
隠されて描くものは、各図形を記憶できないのか、認識できないのか
描こうとする意思はあるものの描く事ができないようでした。
私も隣でやってみましたが、結構難しい・・・。
正方形とか六角形などは覚えやすいのですが、
言葉で表現できない複雑な図形が複数でてくると忘れてしまいます・・・。
ちなみに、これ認知症の検査にも使われるそうで・・・
ま、それはともかくとして、その次にやったCPT検査というものですが
結果が非常にハッキリとでました。
方法はパソコン画面に1と2が現われます。
音声も「イチ」「ニ」とスピーカーから流れます。
「1」の画像か音声のときだけマウスをクリックします。
画像も音声もランダムに流れ12分間行われます。
お手つきや無反応も検査対象になります。
空は始めのうちは音声も画像も認識していたのですが
そのうち画像が現われてもクリックしなくなりました。
そして後半は画像に対して全く無反応です。
赤=音声 緑=画像
つまり聴覚優位で、聞きながら見るなどの同時処理は、
本人にとってかなり厳しいであろうと。
聞くものがあれば見ているようでいて見ているものを認知していない。
あとから本人に「聞くのと見るのどちらが簡単だった?」と尋ねると
「見るほう!」って・・・・・。
え~っ!!自分が無反応だと認識ないんだ・・・・。
聞くことに集中しすぎて、他の事を認識してるかどうかさえわからないって事?
いや、自分なりには反応してるつもり・・・。
全く意識がいってなんだね~。
だから、話を真剣に聞こうとすればするほど相手の目なんて見られないよね。
地図なんかも書きながら説明しても、かえって混乱しちゃうんだろうね。
授業もこういう進め方は厳しいよね~。
ふと、思うのは
字幕の映画って、もしかして苦手・・・?
それを踏まえてこのように書いてみました。
CPT検査※今後、視機能検査・視知覚検査も考慮しています
聴覚優位の結果が出ています。
文字を読ませるより、話して聞かせた方が理解します。ただし、その場合に話し手を見ることができません。重要な話だと思うほど、聞くことに集中するため見るという作業が出来なくなります。
テスト結果から見ても後半部分の視覚認知は全くできていません。けれども本人にはできていないと言う認識がありません。
これも特性からくる部分ですので、過剰な要求よりは本人にとって確実に理解できる方法
としてご理解くださればと思います。
授業などは、聞くとき・見るときに分けていただくことで理解しやすくなると思います。
サポートメモ3(学校・学習編)につづきます♪
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