空と海と私と

担任との面談も終わり、役に立ったのかわからないサポートブックもお渡ししました。

<サポートブック三部作＞
高機能自閉症　個人面談用資料１（不安編）
担任あてサポートメモ２（CPT検査偏）高機能自閉症
学校での取扱説明書　高機能自閉症サポートメモ３（学校・学習編）

早口で子供の状態を話しました。
先生は前年度も発達障害のお子さんがいるクラスの担任をされていたので
勘は素晴らしく、既に空の状態を掴んでいらっしゃる様子でした。

この先生自体が既に特別支援を実践されている方なんだと思います。
先生にそういった意識があるかは解りませんが、学級全体に丁寧な教育を
されています。

頭ごなしに注意をするという事もないようで、気がつくまで待とうとしてくださいます。

毎日の学級通信には子供たちの日常の一こまを綴っています。
それも、すべて認める、褒めるというスタンスで。

例えば４月２０日の通信には

そうじが終わって５時間目が始りました。きれいなはずの教室に
黄色い紙が落ちていました。その日の朝、切った用紙のものでした。
「なんだかたくさん紙が落ちているね。」と、つぶやいた私の声を聞いて
行動してくれたのがSさんでした。自分の下に落ちていた紙をサッと拾って
ゴミ箱へ。さわやかな風がスーッと吹きました。

植木ばちの花へ水をあげていたら、Yさんが「さっき、あげたんだけど・・・」
と、私に言いました。そうでした！Yさんは生き物係の仕事をきちんと
やっていてくれたんです。ごめんなさい。そして、これからもよろしくお願いします。

こんな風に書かれちゃったら、嬉しくてたまらないですよね？！
もっと、もっと、がんばろうって張り切っちゃう
私だって、こんな学級なら毎朝行きたいっておもう♪


その上、今回からは一週間のスケジュールも子供たちに渡してくださります。

運動会が春に行われるので時間割変更が多く
また、新学期で検査や提出物も増量中なので、これは助かります！

しかも！授業の内容まで書いてあるし
必要な持ち物も・・・もぉ感動

「これを見て空くんも通級のスケジュールを決めてください」って
もしや、空のために？

でも、でも全員に配ってくれるんです。

良いものは、どの子にも

そんな先生の姿勢が感じられます。

５年で担任になられたので、卒業まで持ち上がっていただけると思いますが
この先生は絶対、離したくないっ！！

あまり先生になつくタイプではない海さえも
「先生やさし～い！！学校楽しい」って

そして、空も雰囲気が柔らかくなり、今までの緊張が取れたようです。
学校に行きたくて、今年度、通級には一度も行っていません。

それは、それで喜ばしいことなんですが
事務上、そういうわけにも行かない部分もあるみたいなんですよね。

このあたりは、また次回
考えがまとまったら書いてみます。

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