空と海と私と
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プロフィール
沢村 光
毎日は奇跡の連続。 ここは私と双子の息子たち、空と海の子育て時代の記録のブログです。 空は2歳半で高機能自閉症と診断され、いわゆる発達障害を持ち、海は定型発達として育ちました。 そんな彼らも二十代となりましたが、それでも未だに心配は尽きず(笑) 現在の私は、仕事をしながら「喉元すぎれば熱さ忘れてた」ふりをやめ、週に1日足らずですが放課後ディで働くようになりました。 更新は少しずつかもしれませんが、誰かのお役に立てのであれば幸いです。
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空は2歳半に高機能自閉症と診断された。 あまり世間からは自閉的な部分が見えないらしいけれど ちゃんと(?)自閉症の特徴的な面があるのだ。(エバってもしょうがないけど) それは、じゃ~ん「着衣障害」 ものものしい書き方だけど、一種のこだわりだよね。 これは比較的、どの自閉ちゃんにも、よく見られる症状じゃないかな? はじまったのは幼稚園入園前の3歳あたりだった気がする。(幼稚園は2年保育) はじめは気にいった服しか着ないというアレ 気に入った2~3種類の服が洗濯等で、なければパニック。 今にして思えば緑っぽい服が好きだった。 もちろん定番のタグ切りも行う。 幼稚園は行事のときのみに着用する制服と 普段着る指定の短パン+Tシャツ(夏)、ジャージ上下(冬)がある。 入園式の日、幼稚園の制服はどうかな?と思っていたが 気にせずあっさり着れた。 もちろん短パンもジャージもOK♪ それに気を良くして、普段は幼稚園の服とパジャマで生活していた。 だから、夏休みやら冬休みの長期休みは 服のこだわり地獄に陥る我が家であったから 本当にVIVA制服なのである。 ところが、入園後から、始ったのは靴下へのこだわりだった。 白い靴下が一応の指定ではあるが、あまり気にする園ではないので ほとんど皆、好きなカラーの靴下を履いていた。 白はね、汚れが目立つし 園庭は全て砂地なので泥やら砂やらで毎日真っ黒。 そのおかげで玄関には砂場ができそうな位だった。 できれば黒やら茶やらの靴下を履かせたかった。 それでも当初は、規約を守った方が良いと思い 白いスクールソックスを大量買いしていた。 それを毎日、履かせていたら 他の靴下を履けなくなってしまったのである・・・・。(おばかな母) そのスクールソックスの中でも好き嫌いがある。 空の気に入る靴下は、恐らく皮膚感覚か圧迫感の心地よさなので 私にはどれが気に入るのだか、見当がつかない。 毎朝、靴下がなければパニックになって遅刻する日々だった。 靴だってボロボロになっても、新しい靴は拒否する。 上履きだって・・・。 ちょうどいいフィット感なんだろけど、5mm刻みしかないから 成長に伴い圧は変ってくる。 靴が足になじむまで戦いの日々だった。 そして、小学校に入学してから肌着のこだわり。 これも着ごこちなのか、サイズなのか・・・ メーカーによる違いもあるし、私にはさっぱりわからない。 ダメだったのは安いのでラッキーと買った通販のヒ○キ 生地が薄くて、衿が伸びてしまって着れなかった。 まぁ、そんなときはサイズも色も、後ろ前(?)も気にしない 海様が着てくださるので助かっているけれど・・・。 そう、タグは入学してから気にならなくなったようで 今はそのままで着用できる。 切るのが面倒な、ずぼらな母が勝ったのかも知れないけど。 他にTシャツは、必ずズボンにIN!! もぉ、泣くほどダサい・・・・。 だけど、これはどんなに言ってもINで通す。 これでメガネかけて、リュックしょったら アキバで生息可能な小学生。ああっ ま、前置きはこの辺にしておいて(長い) そんな空の靴下が今朝は、ありませんでした。 洗濯サボった母のせいだけど 穴が開いたりして、捨てちゃうから 自然と数は減っていくのよ・・・・・。 ちょっと危機感を感じて、新しい靴下買って 洗っておいたんだけど(おろしたてはキライらしいので) やっぱり、それも気に入らないらしく、泣いちゃった~。 気をつけていたんだけど、時々やっちゃうのよね。 以前は昨日はいていた、くっさ~い靴下を引っ張り出して 履いていたけど、今日はどうするのかなって様子を見ていた。 この時に伝えたことは、洗濯が間に合わなかったことを謝り 今日、洗濯すると約束をした。 それと、破けたりして靴下は時間と共に減っていくことを説明。 いずれは新しい靴下を、はかなければならないこと 成長と共に足の大きさも変わること 防衛策として・・・・ 前日に靴下のチェックをする 在庫がなければ、母に言う 夜、お風呂に入るときに、靴下を自分で洗う それを告げて、今日は靴下がないので 裸足でいくか、新しい靴下、 気に入らない洗濯してある靴下を履く のいずれかの方法を提案した。 その後は時間になったら、学校へ向かうと告げて 私も後片付けや支度を始めた。 空はベソかきながら、文句言いながらも、新しい靴下を履いた。 それでも、諦めがつかなくてウジウジ・・・・。 履けたことは認め「がんばったね」と声をかける。 空は 「ババの家にあるかも、ないかも・・・」ブツブツ・・・・。 だったらさがしてごらんと実家に連れて行った。 だけど、なかった~!! ひっくり返って泣いたり、靴下を放り投げたりしても 目もあわせない母は海に登校を促す。 どんなにパニックになろうが、話は終わっている。 あとは空が決めることだ。 持ち物のチェックをして、海は一人で学校に。 そうするとゴネていた空も慌てて支度をしはじめた。 いくら泣いても今日は無駄だと悟ったんだろうね。 出かけようとする空に 「傘もっていったほうがいいよ。海のも、持っていってやって」と傘を渡す。 「なんで、海のを持って行かなきゃいけないんだよっ!!」 やっぱり、そうくるか~ 「じゃ、いいや。いってらっしゃ~い!」 そういうと 「もぉ!!持って行くよ!!」 そういって傘を二本ぶら下げて学校へ向かう空に 「ありがとう!やっぱりいい人だわ~!!」と声をかけた。 届いたかな? 今回は一番の出来だった。 よくぞ遅刻もせず、一人で学校に向かえたね。 時に新しい場面にチャレンジすることも必要♪ <今回のまとめ> まずは相手を観察して受け入れられる範囲か否かを判断。 可能であると判断できたら パニックに巻き込まれないぞ!という動じない姿勢で 何故こうなったのかを解説する。(謝るべきは謝る) 本人が取れる行動の選択肢を伝える。(一緒に考えられたら尚良いけど) 後は、本人が泣こうが目をあわさず、 相手のパニックを起こしてる様子に、関心を向けないそぶりで 相手が主体的に行動するまで待つ、待つ、待つ(ここが一番大変かも) ↑↑ 実は本日、遅刻は覚悟しておりました そんなわけで 結局、洗濯さぼった言い訳に、チャレンジさせられた 空くんの悲劇でした~(^^;)ゆるせ♪
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