空と海と私と
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プロフィール
沢村 光
毎日は奇跡の連続。 ここは私と双子の息子たち、空と海の子育て時代の記録のブログです。 空は2歳半で高機能自閉症と診断され、いわゆる発達障害を持ち、海は定型発達として育ちました。 そんな彼らも二十代となりましたが、それでも未だに心配は尽きず(笑) 現在の私は、仕事をしながら「喉元すぎれば熱さ忘れてた」ふりをやめ、週に1日足らずですが放課後ディで働くようになりました。 更新は少しずつかもしれませんが、誰かのお役に立てのであれば幸いです。
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きいちゃん レトロな表紙に誘われて、図書館から借りてきました。 きいちゃんは小さい頃の高熱で、手足が不自由になりました。 自宅を離れて遠くの学校で訓練しながら、寮生活をしています。 ある日、きいちゃんのお姉さんが 結婚式をあげることになりました。 式の日を楽しみに待っている きいちゃんでしたが おかあさんが 「結婚式に出ないで」と言ったそうです。 それを聞いた きいちゃんは 「おかあさんは、わたしのことが恥ずかしいのよ。 おねえさんのことばかり考えているの。 わたしなんて うまれなければ よかったのに・・・」 (続きが気になるでしょうけれど、後は本を読んでみてね。私はと、きたよん) そんな、きいちゃんの姿を養護学校の先生が書いた実話です。 最後のページにきいちゃんの先生で、この本の著者の言葉があります。 わたしは、きいちゃんたちに出会って、自分は教員だから教えるんだ 指導するんだ、と思うのをやめることにしました。わたしは、きいちゃん より先に生まれたけれど、それは髪の長さが長いか短いかくらいの 違いじゃないかと思ったのです。 人と人はどんな関係であっても、教えあい学びあい、助け合って 生きているんだと思ったからです。 地球には男の人、女の人、国の違う人、肌の色の違う人 ことばの違う人、障害のある人、ない人、いろいろな人が います。生きている人がみんなすてきだということ みんないろいろだけど、だからこそすてきだということを みんなで考えるようになったら、どんなにいいでしょう。 きいちゃんを初めとして、子供たちと一緒に歩いてくださっている 先生です。子供たちのことを 「わたしにとってかけがえのない友達です」とおっしゃっています。 この本を空と海に読み聞かせました。 二人とも、とても真剣に聞いていました。 双子は現在、小学5年生。 学校では身体障害者という言葉が人を傷つける意味で 使われて時があります。 そんなこともあり、少し「はっ」として聞いたのかもしれません。 子供たちのそのような態度に叱るだけでなく しっかりと正面から差別や障害感に対する教育 というものを、真剣に行っていかないと 若者に負担が増えるであろう、高齢化社会にすら対応できる 心が育っていかないのではないかなって そんな気がします。 この絵本は双子たちの心に 何かの小石を投げてくれたかもしれません。 著者の山元加津子先生のHPは こちら ***ランキング参加中です*** 理屈じゃなくて心で理解したいね・・・ ↑↑↑ ポチッもよろしく♪ 発達障害児(者)の「実名」進学情報 参加ご希望の方は、お友達申請してね~
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