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カテゴリ:報道・事件・事故ー発達障害
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誰でもいいから殺したかった! 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 『誰でもいいから殺したい』は、人を物のように道具として扱うおそろしい言葉です。無差別殺傷事件は、とてつもない凶悪な犯罪です。しかし同時に、彼らは誰でもいいから愛して欲しかったのではないでしょうか。人を殺し、自分の人生も終わりにしようとした彼らは、本当は誰かに必要とされたかったのではないでしょうか。彼らをただ悪人として責め立て、悪い人が悪いことをしたと考えるだけでは、私たちは事件から、なにも学べません。本書は、狭い意味の犯罪心理学の問題だけではなく、親子関係、思春期、青年期の心理、そして現代社会が抱える、さまざまな問題について、考えていくための本です。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 秋葉原無差別殺傷事件/第2章 「誰でもよかった」の心理/第3章 「ネット社会」が心を追い詰める/第4章 大量殺人の心理/第5章 「人との関係」がうまくつくれない/第6章 犯罪者をつくらないために 発達障害を中心に置いた本ではなく、現代の若者の無差別殺人に ついて書かれた本です。 途中途中に、加害者と発達障害に関して診断のついた事例は 書かれていますが、深く結び付けようとしたものではなく どちらかといえば、親子関係や社会背景について書かれたものだと 思います。 まだ、途中なのですが少しハッとした文章がありました。 第一章 過度なしつけが、子供の心を奪う 「しつけに問題があるとすれば、それは足りないのではなく 間違った方法で、やりすぎることに問題があるのだ。 彼ら(親)は容赦しない。罰を与えるのに熱心すぎる。 私が会った、もっとも凶暴な少年犯罪は、もっとも厳しい しつけを受けた子供だった」 青少年犯罪に詳しい精神科医ドロシー・ルイスは このように語っているそうです。 発達障害を持つ子供は特に、このような場面に追い込まれそうです。 定型発達の子供でも、このような環境に置かれれば歪んでしまうのに 彼らの特性を理解せず、躾・指導という名の元に このような事が行われれば、確実に二次障害を起こしやすいことを 親もですが、学校や子供に関わる機関では理解してもらいたいです。 そして発達障害を持つ子供には、その耐性が低いことも。 筆者は 厳しいしつけをするためには、その土台として 親から愛と許しを受けている実感が子供にとって必要なのです。 と、書いています。 与える側がいくら愛を持っていると思っていても、 子供がそれを感じなくては意味がないんですね。 ひとりよがりにならないように、気をつけようと思いました。 ランキング参加中♪ 特別支援教育ランキング 伝え上手になろう ↑↑↑ ポチッもよろしく
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