先日の日記発達障害と躾と犯罪ー誰でもいいから殺したかった! で紹介させていただいた本ですが
読み進むうちに、軽度発達障害と犯罪について書かれていました。
誰でもいいから殺したかった!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
『誰でもいいから殺したい』は、人を物のように道具として扱うおそろしい言葉です。無差別殺傷事件は、とてつもない凶悪な犯罪です。しかし同時に、彼らは誰でもいいから愛して欲しかったのではないでしょうか。人を殺し、自分の人生も終わりにしようとした彼らは、本当は誰かに必要とされたかったのではないでしょうか。彼らをただ悪人として責め立て、悪い人が悪いことをしたと考えるだけでは、私たちは事件から、なにも学べません。本書は、狭い意味の犯罪心理学の問題だけではなく、親子関係、思春期、青年期の心理、そして現代社会が抱える、さまざまな問題について、考えていくための本です。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 秋葉原無差別殺傷事件/第2章 「誰でもよかった」の心理/第3章 「ネット社会」が心を追い詰める/第4章 大量殺人の心理/第5章 「人との関係」がうまくつくれない/第6章 犯罪者をつくらないために
アスペルガーについて書いた中では
アスペルガー障害だから犯罪を犯したわけではないと
ハッキリと書いてあります。
むしろ、アスペの特徴として、ルールや人の言いつけを守り
まじめに一生懸命とりくむ姿勢は犯罪から遠いところにいる。
また、人間関係のトラブルからイジメやからかいの対象に
なりやすいことから被害者になりやすく、そういった面からも
犯罪には遠い存在であると述べています。
また周囲に適応できるかどうかは、サポートの有無が大きいと述べています。
些細な障害の部分ばかり強調され、からかわれたり
不当に厳しい訓練を強制されたりすれば、不適応を起こすのも当然です。
一方、彼らの特徴を理解し、良い部分を伸ばすような支援を行えれば
彼らは周囲に適応し、能力を発揮し、幸せな人生をおくれるでしょう。
そして、発達障害のあるなしに関わらず
現代の少年犯罪の中で重大事件を引き起こす子供は
「過剰抑圧型」の家庭が多いようです。
過剰抑圧型の家庭は、外見上問題はなく見えます。
しかし、家庭での親の養育態度が厳しく
子供は自分の欲求や感情などの思いを強く抑圧してしまい
表面上は「良い子」ですが、心の中では強い葛藤や緊張を持っているようです。
そして、このような非行歴のない優等生タイプの子供たちが、
初めて犯す犯罪が重大事件というケースが増えてきたようです。
こういったケースの子供の更生はなかなか難しいようです。
それだけ家庭内で心が蝕まれてしまったのかもしれません。
リンク先のだいこんかーちゃんさんの日記でも
似たようなお話が書かれいます。
お時間があれば飛んで見てください♪
子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感をはぐくむ子育てを考える~ part 1
子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感をはぐくむ子育てを考える~ part 2
子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感をはぐくむ子育てを考える~ part 3
子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感をはぐくむ子育てを考える~ part 4
子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感をはぐくむ子育てを考える~ part 5
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