発達障害と躾と犯罪ー誰でもいいから殺したかった!
少年犯罪を起こしやすい家庭の姿
の続きとなっています。
誰でもいいから殺したかった!
この本で書かれてる犯罪を犯した若者の家庭は
一見ごく普通に生活してる家庭だったようです。
そして、母親も父親も自分側からは愛情を持っていたと
思っています。
しかしながら、子供たちはそれを愛情だとは認識せず
親を困らせようとしたり、世間への見返しのために犯罪を
犯しました。
彼らを犯罪に走らせた、本当の原因は何でしょう?
私は孤独だったのだ思います。
彼らの心に、本当に明かりを灯せるつながりがなかったのでしょう。
親がいくら与えていると思っていても、当の本人は
何も受け取っていなかったのです。
特に私たちの子供のように、認知の仕方に特徴があったり
推測することに苦手さを持つ子供には「愛のムチ」などは
危険が伴うことだと支援者は知っておく必要があるでしょう。
愛情も彼らにとって、わかりやすく伝えること
それも大切な支援だと思います。
私も、わが子が愛されていると感じている接し方をしているのか、
してきたのか、振り返ってみようと思います。
家族とのつながりが確かなものであれば
そう本人が感じていれば、孤独で絶望に
飲み込まれることはないような気がします。
この本の著者が「あとがき」で、このように結んでいます。
巨大で複雑な社会の中で犯罪は起きますが、犯罪から学んだ
私たちの一言が、新たな犯罪を防ぐかもしれません。青少年に
命の大切さを教えるためには説教ではなく、私たちがまず充実した
生活をし、命を輝かせることではないでしょうか。豊かですが
停滞している日本社会の中で、夢と希望を失おうとしている現代の
青少年たち。私たちが、命の輝きと命のつながりの素晴らしさを
次世代に伝えていかなくてはなりません。大切なのは
子供たちの未来です。
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