ついに爆発ー発達障害児の私立中学校生活 の続きです。
翌日、渋々学校へ向かった空。
私も朝、担任へ電話を入れた。
昨日の空の状態にかなり驚いていたようで
早急に話し合いを行うと言う。
手紙を書いたことを伝え、渡すかどうかの判断は先生に
任せると伝えた。(空は見せる前に渡していた)
空と相手の子、学年主任、担任で放課後話し合ったそうだ。
今回は相手の保護者にも話したほうが良いだろうということで
翌日の放課後に保護者を交えて話し合うそうだ。
空は今ままで起きたことをノートにまとめ提出することにした。
相手の子は、ことの重大さを理解したのか涙を流して
空に謝ったという。
それでも空は今まで積み重なったものがあるようで、
僕は許さない!と言う。
前回は「許したくないけど許した」空。
もう8回もやられている。
そんな記憶が相手を信用できなくさせている。
そして、いざって時ははっきり言いたいことを言う空は
先生にも相当言ったのだろうと思う。
相手の保護者にも直接話したいと申し入れたそうだ。
なんせ、前回のとき「許してあげて!」と先生が言ったことを根に持っている。
許したくないのに許すことを強要されたと思っている空に、
今回の話し合いで担任は
「そんなに許したくないなら、許さないって言えばよかったのに」って
話してしまったようだ。
確かに担任としては「許す」という方向しか道はないだろうけど
後からそれは、信頼関係が崩れるよね~・・・。
担任のこともねぎらいつつ、
許すことを強要せずに、許せるような環境に持っていってくださいね
とお願いをしておきました。
さすがに今回の空の様子で、これ以上は「許せ」とは
いえないと思ってくださったようです。
空と話した中で、気になったのは
相手の子がちょっかい出してきて「それはイジメだ!」と言ったとき
「そんな程度はイジメじゃない。オレなんかもっとイジメられた」
そう言ったそうだ。
少し、気になる言葉だった。
私の個人的な考えだけれど
イジメ被害にあって癒されていない子は、
次はイジメの加害者になると思っている。
今回の相手の子がイジメ被害にあっていたかどうかはわからない。
保護者もそういった事実はなかったというものの
親にそういった事実を告げない子もいるだろうし
周囲が気がつかなくても、ひとり傷ついてきたのかもしれない。
空の学校は絶対にイジメは許さないという。
それは有難いし、正しいことだけれど
そういった指導だけでなく、彼の心理を理解し汲み取り
癒されていないものがあるのなら、癒してあげて欲しいと思う。
相手の子も楽しい中学生活を送って欲しいものね♪
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