先日も私のブログに書きましたが、タレントの清水国明さんのブログに
救援物資や義援金について書いておられます。
まず救援物資についてですが
個人が個人を救うための新公共ルートを。
被災地へ出かけたことを聞かれ、避難所の倉庫に
救援物資が意外と山積みになってたことを話しました。
けれど避難所で子どもたちに、何が欲しい?と聞いたらカップヌードル!
よかった、たくさん運んできたから食べてね、というと
哀しそうな顔をして、あそこにあるのは食べられない・・・。
もっともっとたくさん集まってきて、みんなに平等に配れるようになるまで、おあずけ。
全員にいきわたる数が確保できるまで、
どんなにお腹が空いていても、手に渡ることはないようです。
結局、避難者が他に移動したり、賞味期限が切れたりして
無駄になることもあるようです。
でも、避難者の中にはカップ麺より、味噌汁とおにぎりがよかったり
パンとスープが良かったり、それぞれじゃないの?って思うんですけどね。
きっと、避難されてる方々に任せたほうが、上手く融通するんじゃないでしょうか?
行政が信じなくても、私は日本人の精神性を信じますけどね。
そして義援金
日本赤十字の義援金は、いつ配分されるか検討もつかない状況だそうです。
清水さんが直接、日本赤十字に訪問しお話を伺ってきました。
これが、炎上ってやつ?なの?
やりとりを、要点だけ。
(清水国明・以下国明)義援金の現状は?
(日本赤十字社・以下日赤)義援金はまだどこにも分配されていない。
その理由は広範囲な災害のため集計ができず、分配の委員会が発足されないから。
それが立ちあがったら、義援金はすべてそこにお渡しする。
(国明)その会は誰が組織して、誰が委員を任命するのか?
(日赤)国の主導だが実に沢山の部署が絡んでいて、
ここがやっていますとは言い切れない。
(国明)その分配を決める委員は誰が?
(日赤)行政関係や各放送局、有識者、など。
日本赤十字社もその一員。被害の程度によって金額を決めて分配する。
(国明)では、その肝心な委員会は、いつ立ち上がる?
(日赤)分からない、広範囲な災害なので。
日本赤十字社は皆さんの義援金をお預かりしている立場なので、
一刻も早く委員会が組織されるのを望んでいる。
(国明)そんな仕組みになっていることを知らない人が多い。
今後募金を集めるとき、この義援金は今すぐに使われることはありません、
と表示するつもりは?
(日赤)「・・・・・・」
(国明)この義援金を、今すぐ動いている組織、団体などの活動支援に使うことは?
(日赤)ない。
良い悪いは別として、今必要であろう被災者の方々には
今すぐに届かないことが明確になりました。
将来の再建のために、この先もお金は必要だとは思いますが
今すぐ必要なお金もあると思います。
そのお金が工面できないために命を落とすことがあってはいけないと思います。
義援金は、すぐに役立てることができるものと
ある程度の期間を定めて、集計してお渡しするものとに分け
それぞれの目的に合わせて、募金を選べると良いのかなと思いました。
配分は難しいでしょうが、一人ひとりのニーズにあわせ
被災地の方の不便さを少しでも、分担できればと思います。
皆さんの中にも義援金を送られた方が多いと思いますが
その使い道についても、しっかりと見守りましょう。
私も、いつ、誰に、どのように使われるか確認し、託していこうと思います。