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カテゴリ:私立中学校生活-発達障害
渋々、修学旅行に出かけた空。
3.11 校外学習先で地震に遭い、一晩すごした 避難所生活がよみがえるのか、行きたくないと言っていた。 アクションの練習にいけず、体がなまる事を心配をしていた。 行かないのはかまわないけれど、休む条件は 自分で担任に伝えること。 何度か電話をかけようと、受話器を握ったが 発信ボタンは押せなくて、半べそ寸前の顔で、 「どうしよう、どうしよう」と繰り返していた。 しばらくして様子を見に行くと、ベッドで寝ていたのでホッとした。 翌朝、いつもより早く起きてきて、不安げな顔で朝食を食べた。 私だって、不安はある。 3.11では担任の一人は避難所から夜中に帰るし 学校との連絡は取れないし 情報は伝わってこない・・・・ 公にしている情報は事実と違うものもあったし 乱れに乱れた帰路では、はぐれた生徒・先生もいた。 万一のことを思うと、学校側の対応が頼りになるとは思えない。 だけど、だけど 空が自分で決めて、行動しない限り 見守るしかない。 不安げな空に 「万が一、何かあったら絶対にすぐに迎えに行くから大丈夫! どんなことしてでも、助けに行くからね!」 力を込めて、真剣に伝えた。 空は「・・・・わかった。絶対に来てよ!!」 空の手を握り締めて 「大丈夫!!離れていても、いつもお母さんは側にいるからね。 心はつながっているからね!」 うるうるした瞳で見つめたら 「それは、結構!!」 かなりの勢いで拒否られた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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