余計なお世話って気がする。一生続くわけじゃないのになぁ。
海も中高ハンドボール部だった。
夏休み三日しかなかったけど、強いチームはもっと練習してた。
ブーブー言いながらも六年間続けたことは彼の力になってる。
学校が方針変えて、高二で引退させるなんて噂が出たけど、保護者は全員反対した。
息子は下手くそだったけどレギュラーで試合出させてもらっていたから、私は浪人してもいいから、部活を最後までやり抜けって応援してた。
我が家は引退までは全力部活!
関東、インハイ出れたら大学なんてどうでもいいと思ってた。
一日でも長く見てたかったんだよね。
先輩たちの引退の日、そしてその後は魂が抜けちゃって、会社の若手にカラオケでGReeeeNやファンモン歌わせては泣いてた(笑
そのくらい熱かった。保護者も。
いや親の方がすごかったのかも。
海たちの引退の日、案外あっさり受け止めて、全員つれてご飯に行った。
親とは席は別にして。
思いきり食わして、明日から切り替えろって。受験スタートだよって。
でも、海はなかなか切り替わらなかったよね。
夏休み終わるまでふわっとしてた。
それでもいいんだよ、長い人生で一年くらい棒に振っても。
でもさ、高校時代の部活は一回キリしかできないもん。
こんなこと、選手の思いとは別に、大人が決めちゃうのって変だと思う。
先生たちも大変だと思うけど、その情熱に感謝してるんだけどな。
当事者で決めたらいいのにねぇ。
あぁ、アタシもまだ暑苦しい高校生の母親のままだ(苦笑
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