カテゴリ:徒然・・
3月11日午後2時46分、始めはゆっくりと揺れ、 ”あ、地震!!” ”このままもう終わるだろう・・”と、 思っていた揺れはだんだん大きな揺れに変わり、棚の上の籠やガラスの花瓶が落ちて割れ、 キッチンでは、食器収納庫の扉が開き、茶碗が2つ割れた。 阪神大震災を体験したので、気持ちはあまり動揺しなく落ち着いて行動できたが 置物が壊れたり、落ちた本などを片づけているうちに何度も余震が続き、そのたびに外へ出た。 家の周りを見回すと電信柱や木々が大きく揺れ、近所の家のガラス窓がしなるように揺れている。 しばらくすると近所のKさんが我が家を訪ねて来てくれて ”何回も電話したけど固定電話も携帯電話も繋がらないので来てみたの”と、 お互いの無事を確認して、 その後”今夜はどのような状況になるかわからないから火を使わない食事にしよう!”と、 話し合って、近くのパン屋さんへ。 近くのスーパーやコンビニは停電のため、お店じまい。 信号も壊れていて、ここでも地震の大きさがわかった。 さらに遠いところまでパンを求めて移動。 たどり着いたパン屋さんのご主人が、 ”だいじょうぶでしたか? 急に揺れが大きくなったので外に出てみたら 店の大きなガラス窓がプラスチックのようにたわんでこのまま割れてしまうと思い、 離れて様子をみていたらなんとか無事に収まったので店に戻ったところ・・”と、 話していた。 ”余震が続いていて、今夜の食事は作らないでパンを買いに来たの。 ほんとうに揺れが長くて怖かったですね~・・”と、私。 友人のKさんと3人で地震の話と、東京から那須に来た共通のよしみで話が盛り上がり、 ”お互いに無事でいましょうね”と、言いつつ、店を後にした。 家に帰り、TVで地震のニュースを観ると 思いのほか、大きな地震だったことがわかり、それも広範囲にわたり影響が出て 津波の物凄さも映し出していた。 時間を追うごとにこの地震の影響が伝えられ、東京では仕事からの帰宅の交通がストップし 駅周辺に多くの人の波。 3月とはいえ、まだ夜は冷え込み、ただただTV画面に向かい 無事に家に帰ることができるようにと祈る。 + 那須の一部のエリアでは、地震による停電、ガス、水道のストップで 避難所に集まっているとの情報があった。 先日のNZ地震が遭ったばかりの今日は日本の大きな地震に ただとまどうばかり。 東京に住む息子と娘の無事が確認でき、身内からもなかなか電話が繋がらない状況で 関西方面からの連絡はとれることがわかり、経由で無事で居ることを伝えてもらった。 こういうときこそ、落ち着いて行動することがなによりも大事ですね。 みなさんのご無事を祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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