ウクライナの栄光は滅びず
自由も然り
「ロシアにとっては地政学的な問題ではなく、国家存続に関わる問題だ」プーチンはウクライナ侵攻戦争をこう言い訳している。身勝手な詭弁である。
ウクライナの平和は――ウクライナ全土からのロシア軍の完全撤退しかない。ウクライナの主権・領土の完全な回復である。それが出来なければ……世界が無法地帯となるからだ。ウクライナの徹底抗戦は、正しく「自衛の戦い」なのだ。米欧のウクライナ自衛支援は、当然の理である。奇しくも第2次世界大戦時、米英が窮地に陥った独裁者スターリンのソ連に武器等を支援した事例を考えよ。
蛇足だが――米国支援供与の船舶にソ連兵を満載し、スターリンは「北方四島」を不法占拠したのだ。
プーチン容疑者(戦争犯罪)。
もはやロシアの大統領に非ず。国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出た。巷間、ロシア国民がプーチン容疑者を逮捕し、オランダのハーグにあるICCに身柄を差し出すと「100万ドル」の懸賞金が出るとの噂もあるようだ……ICCの逮捕状及び国際手配、それだけでも有効だ!
統一地方選 下から上に逆流せよ! トリクルアップだ!
正常な民主主義の原理原則は――
地方自治体の健全性から始まるのだ。
『健全なる地方政治は、健全として不健全なる中央政治に宿る』
経済も然り。いわゆるアベノミクスで喧伝した『トリクルダウン』。
その一滴も下部&地方には零れ落ちてこなかったと言えよう。
ここで言う『トリクルダウン』とは、こじつければ「市町村→都道府県→お国(政権政府の権力機構)」なのだ。
『トリクルダウン』が机上の空論だったのは何故か?
中央政治権力(政権政府)による『公正な分配』が行われなかったからだ。
(元々、枕詞の『トリクルダウン』だったのだが……)
この理屈に立てば――民主主義政治とは?
『政治のトリクルはダウンじゃなくアップである』
正しき政治の流れは「下から上へと逆流する」ものである。
これが民主主義政治の基本原則であろう。
換言すれば――
民主主義の主体は『民にあって』、その民意も『民にある』からだ。
とかく中央政権政府(中央官僚も含むが)は、『民を無機質な数字』で捉えるものだ。
だが地方自治体に属する『民』は、日々の生活に生きる生身の『民』である。
ゆえに――
健全なる日本政治を導くのは『地方自治体に所属する民』であり、この『民』の判断が問われるのが地方統一選挙であるのだ。
日本政治の根源は地方にあり。
日本の民主主義政治の成熟も地方から始まるのだ。
逆流せよ! 下から上へと!
地方から中央へと!
それが地方統一選挙の本質だ!