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カテゴリ:Macintosh
私と Mac との出会いは20年前にも遡る。
当時のコンピュータ専門家やソフト開発関係者は、パソコンを使用した実績が無い人がほとんどで、パソコンをやって初めてコンピュータの中身が判ると言われていました。 パソコンと言えば MS-DOS という OS が搭載された NEC の88や98をよく見かけました。マウスは無く、もっぱらキーボードからの入力で、モニタも白黒が主流でした。 そんな中でパソコン・ショップで見かけた Mac は印象的でした。 モニタはカラー、マウスで操作できる、直感的なファインダには「誰でも使える」というキャッチコピーがぴったりと思いました。 表示される画面のイメージと同じにプリントアウトされる、という Mac 独自のインターフェースがあるというのも、うれしく思いました。 MS-DOS は誰でも使えるというレベルには「ほど遠い」、または「素人には扱いにくい」ものが有りました。 最初の OS は漢字トーク6.0.7で、32KB(うち16KBは店側の増設)のメモリしかない LC2 でも快適な使用感が有りました。付属の日本語入力ソフトは EG Bridge で懇切丁寧な説明書が付いてきました。 LC2 と同時に買ったのは、ワープロソフト WordPerfect で少ないメモリでもスイスイ動き、長い間使うことになります。DOS の世界では定評のあるソフトで有り、動画も扱えるということで購入しました。 LC2 は16ビット/ワードのマシンです。マウスはアップル独自の1ボタンの ADBマウス(角型)で、キーボード、モニタともにアップルグレーで統一されていました。 搭載されたVRAMの関係でカラーは3万2千色までで、当時のフルカラーは1600万色とか言われていました。 フォントはギャザーの出るフォントがほとんどでしたが、スルータイプの日本語フォント2書体が付いてきました。 それなりの効果を期待するには、多額の出費が必要な時代でした。 後でマイクロソフトのフライト・シミュレータを買いました。 日本国内の空域は別売りでしたが、これを購入し航空交通を知る良い機会となりました。 漢字トーク7が出たものの、LC2には不向きで、メモリもHD容量も不足していました。 2台目のLC475を買うことになります。メモリの増設は自分で行いました。 雑誌には、メモリの増設記事が見られたことから多くの方が実行したものと思います。 その中には、静電気が怖いから「素っ裸」になってやったという猛者までいたようです。 HDは500MBの外付けを購入。接続はSCSIです。アップル商法に泣かされ、金欠病が蔓延したのは言うまでも有りません。 漢字トーク7や各種ソフトのバージョンアップは、雑誌の付録のCD-ROMからで、良い時代であったかも知れません。 漢字トーク7.5.5の次は 7.6 かと思っていましたが、いきなり Mac OS 8 にはびっくりしました。このためしばらくどころか、長い間静観することになります。 ソフトバンクが発行していた「Mac user」という雑誌が突然廃刊となり、以来ソフトバンクが嫌いになりました。 ほとんど毎日何らかの形で Mac と向き合い、不調の時も「サッドマック」が出たときも、また爆弾マークが出た時も、諦めず問題を解決した実績は、財産となります。 「ノートン先生」が一番頼りがいのあるソフトでした。 困った時はマニュアルを読め!というのがいつの時代でも鉄則です。 各種サポートが頼りになるかという質問には「NO」です。 10年以上前ですが、特に某プリンタメーカーのサポートには、「うんざり」したことが有りました。機種や接続の違いが判らないようなサポートは不要でしょう! 反面、今は情報が多すぎて困ることもある。 取捨選択できる能力を身につけるには、やはりそれなりの努力が必要かと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.14 17:47:47
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