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カテゴリ:Macintosh
MacPro を購入して2ヶ月半になる。
不具合は1回有り、アップルが装着したメモリバンク(A)が認識しなくなった。 購入してから1ヶ月後の出来事である。このため購入した店に問い合わせたところ、「接触不良らしい」との返事で、一回メモリチップを抜いて、改めて挿し直す。 それでも同じ状態が続くなら、本体を送ってほしい、との回答。 メモリチップの抜き差しなら今まで他の機種で何回か経験が有るので、その程度なら自分でできる範囲内である、と判断し実行することにした。 電源を切り、本体から出ているケーブル、コードをすべて取り除き、部屋の中央に置く。 図体も大きいが、19.5キロとかなり重い。 どこかのプログに、秋葉原の某電器店から購入し、自分で自宅まで運んだという「猛者」がいたという書き込みを思い出し、カート(台車)で運ぶにしても「二人必要だな」と実感した。 外箱はかなり大きい。タクシーのトランクにも入らない。電車で帰るにしても近所迷惑だな。階段はどうするのか?得体の知れない「黒い箱」を持っての移動では「職務質問」を受けるのは、当然かもしれない。 販売価格は、ほとんど同じであるためにどこで買ったら、一番お得か?などという書き込みもあった。アップルの「価格統制」は、独禁法違反? パソコンに限らず、電気・電子製品にはつきものである。公取委さん、よろしく頼みます。 その脇に座布団を一枚と乾いたタオル一枚を用意する。 この後の手順は「取扱説明書」に従うことになる。 側面パネルを支えながら、裏パネルの「ラッチ」を起こす。 右側面のパネルを外す。 左側面パネルが下にくるように、座布団の上に寝せる。 中央付近にメモリスロット(正確にはDIMMスロット)が有り、上段が「問題有り」のAスロットである。下段のBスロットには販売店側が取付けたメモリが見える。 静電気を逃がす為に、他の金属に触れる。 各スロットには4枚の基盤があり、基盤の2枚には512MBのFB-DIMM 667MHz 240ピンのメモリが挿されている。Aスロットの一番上の基盤を外す。基盤を乾燥したタオルの上に置く。 取り外しレバーを押して、メモリを抜く。ピン側に異常がないか確認をする。 メモリ基盤を元の位置に戻す。もう一枚も同じように行う。これだけで数万円? 昔のメモリを「せんべい」とするなら、このメモリは「どら焼き」である。 外見からの異常は見あたらない。 本体を起こして右側面パネルを元の位置に戻す。裏面パネルの「ラッチ」を押し下げる。 ここまで工具は必要ない。よく考えた取扱い構造である。 内部の交換、取り付け等の作業は極めてやりやすい。 他の機種では、余裕のない構造の為に作業は慎重を要する。 また特殊な専用工具を必要とする機種もある。 デザインや形、薄さを優先させる機種よりも実務本意の考えで作られている、数少ない例ではないかと思う。 その場で電源ケーブル、キーボードとモニタのケーブルを繋ぐ。 電源を入れる。システム・プロファイラを確認したところ、メモリのAスロットは認識されている。メデタシ、メデタシである。 その後、約1万円で内蔵のハードディスク500GBを追加した。 買ったお店の店員が言うには、ドライバが必要だという。 「そんなものは、いらねーよ!」と思いながら、勉強のつもりで買うと答える。 Mac の「ディスク・ユーティリティ」でフォーマットはできるのである。 フォーマッタとドライバは違う。 外付けのハードディスクには、どちらも必要で有る。 ただ思った以上に消費電力が大きい。金食い虫である。 図体の重さと内部の速さには、比例するらしい。 取扱説明書の消費電力については、なぜか記載が無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.27 00:53:09
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