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2009.09.18
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カテゴリ:写真
越後は、午前中は良い天候に恵まれたが、午後から雲が多くなった。
雲を通して明るいために、夕刻海岸に出向く。

夕日の撮影ポイントは、概ね3ヶ所に固定されている。
理由はバイクの駐車スペースと、安全に降りて波打ち際まで行ける所が望ましい。
波打ち際までの砂浜の長さも重要である。
これらの「私的」条件に合致する場所は、限られるのが実情。

個人的な意見を申し述べると、夕日の写真は、太陽と雲と海の「絶妙なる配色バランス」から成り立つ。
撮る人の「感性」も重要な点であるが、ただ単に「写せば」良いというものでもない。
コンパクト・デジカメの性能は、年々良くなって来ている。
当方も以前使っていたのでよく判るが、写真の構図と手ぶれさえ留意すれば、誰でも「きれいな」、「美しい」写真は撮れる。
最近では、フルオートの位置に合わせて置けば、デジカメ側で風景かポートレート、あるいは夜景かを判断してくれる。
高機能、高感度、高いスペックのデジカメは、価格も高い。
それらにまして、要求されるのは撮影者、あるいは使う側の「使いこなし術」にある。
一番重要な点は、ファインダーまたは液晶画面の中央でカメラ側は「測光」している。これを「移動」させるには,どうしたら良いか。この点を理解する、しないでは写真の出来がまったく違う。
デジカメを自分の意図する「写真の出来具合」までもっていける人は、充分「使いこなしている」と言えると思う。
パソコンでも同様なことが言える、のではないでしょうか。

思い立ち、寺泊港に行ってみる。
夕刻の時間帯に来るのは初めて。
中央埠頭の右側の岸壁には漁船、イカ釣り船が数隻係留されている。
左側の岸壁には佐渡汽船の「あいびす」が出航時間を迎えようとしている。
    あいびす   総トン数:263トン 最大旅客定員:216名 最大速力:25ノット
    「寺泊と赤泊」間46キロを65分で運航
海鳥が多く見られる。釣り客が残していった「釣りえさ」を食べている。
中央埠頭先端では,釣り人が4人ほどいた。

「あいびす」はバックで出航し、それから向きを変え港の外に」出ていった。
ここ一年近く来ていない事を思い出す。見たことのない「塔」や石碑が建っている。
夕日を撮影中に、この塔からメロディが聞こえる。時刻はちょうど午後6時。
「汐風のメロディ」との銘板がある。
恐らく日中の毎正時に鳴るのだろうと思う。この塔の外観はSF映画を彷彿させる。
今日の夕日は「素晴らしい」。

 撮影 2009年09月18日17時53分 1/50 F5.6 ISO100  右側の塔は「汐風のメロディ」
寺泊港 汐風のメロディ





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Last updated  2016.08.01 16:35:59
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