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カテゴリ:自然環境
越後は、寒い朝を迎えた。
冷たい雨が時々降る。 お昼前に青空が見られ、近郊では有名な邸宅の「別荘」に行く。 着くと同時に、再び雨が降りだし、「あられ」も混じる。 山の斜面に作られた別荘の名は「楽山苑(らくざんえん)」。 手元に有る案内書には、「楽山苑」については次のように記載されている。 <良寛と親交のあった豪商・大坂屋三輪家の別荘跡。老松や紅葉の生い茂る小高い丘の上に建ち、廻船問屋を営んだ三輪家の栄華をしのばせる。ここに建つ「天寒自愛の碑」の文面は、徳昌寺が購入した大蔵経の代金調達のため、江戸に勧進に出かけた三輪家の娘に感激した良寛が、その身を案じて詩を書き送ったもの。> また、「徳昌寺」についての記載は、 <良寛の父「以南」の実家・新木屋の菩提寺である曹洞宗の古刹。文政11年(1828)の三条地震供養を喜ぶ良寛の詩碑が本堂前右手に建つ。またここは三輪家の菩提寺でもあり、良寛と親しかった維馨尼(いきょうに)の墓もある。当時の住職大機(だいき)和尚と良寛は、どちらか先に死んだら残ったものが葬儀の導師を務めようと約束する仲だったが、良寛の葬儀ではその約束が実行された。> 楽山苑の中には茶室風の別荘「楽山亭」が有る。 楽山亭の管理人からは、快く迎え入れていただき建物内部の説明を伺った。 東向きの縁側には「柱」が無く、与板の街並み、信濃川、越後平野が広く見渡せる。 撮影 2009年11月03日12時00分 1/40 F4.5 ISO200 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.03 18:21:32
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