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カテゴリ:自然環境
越後は曇り空、時々陽が射す。
外仕事が一段落したので、休養も兼ねて里山に出掛けてみた。 見附市杉沢町にある「杉沢の森」。 ここを訪れるのは初めて。 国道8号線から見附市役所の前を通り、県道・下田見附線の近くにある「杉沢の森」。 ナラの若木が多く見られる。 自然の里山に「道」を付け、里山に親しんでいただく、という「官製の森」である。 地元の有志で、森は手厚く養育管理をされている。 「歩道」を隔てた北側は私有地で、北東側のはずれに「見晴らし東屋」がある。 ここからは、越後三山が小さく見える。 私有地の中に毛筆で書いた「立て看板」があり、「歩道」から読み取れる。 「ここは私有地です」で始まる文章には次のような趣旨が記載されている。 この「杉沢の森」を紹介するパンフレットには、「○○潟」という名称が記載されているが、正しくは「○○堤」。自然に生成された池は「潟」であるが、人工物の場合は「堤」という。 江戸時代に作られた「溜め池」であるから「堤」という名称を使うようにしなさい。 この事は、県の長岡地域振興局に伝えてあるが「改善」されない。 と、いう趣旨が記載されている。 この私有地の地主さんの趣旨は良く理解できる。 しかしながら、指摘を受けても訂正しないのが「お役所仕事」であるのは、昔も今も同じ。 この森を紹介する「パンフレット」には地元の、見附市立第二小学校の児童たちが森に親しむ様子が多く紹介されている。 その子供たちが「ブナ王」と名付けた、たった一本のブナの大木を見てきた。 樹齢200年は優に超える、樹高約20mの「大木」である。 子供たちに恥ずかしい「大人」と「お役所」がいるのは、残念ながら事実である。 撮影 2009年11月10日13時37分 1/320 F6.3 ISO800 「ブナ王」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.10 18:54:19
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