わたしのブログ

大晦日の越後は、昨日とは違い大荒れの天候となっている。
朝方は風雨、その後雪に変わり、一時は辺り一面真白となった。
明日の元日は、朝から「雪かき」が初仕事になるかも知れない。

振り返って見ると、今年も多くの出来事が身の周りに有り、多くの問題が山積していたことを思い出す。
問題解決に当たり、最善の方法を取ったのか？と問われると返答に困る事も有る。
「人はえてして」自分には寛容であり、人には厳しい態度、要求を行う場合がある。
自分の行動は80点と思い、人様には50点しか与えない「基準」と「根拠」が曖昧なのは誰しも経験がある。
また、問題に対しての対処および解決の方法は、「近道」を選択する場合が多い。

人間は弱い動物である。物理的にも精神的にも脆い。
冬の寒さ、夏の暑さを冷暖房無しで乗り越えられなくなって久しい。
たくさんの人の前で、自分の意見を堂々と述べられる人を、最近見ない。
また「良識」と「常識」が試される場面に遭遇しないのは、安全第一主義を取っているのかもしれない。

生きていると、相応の無言の「圧力」を感じる場合がある。
例えは悪いかも知れないが、オリンピックやスポーツの国際大会に出場する「日本代表」選手のようにメダル獲得と入賞では偉い違いがある。
精神力や「大和魂」などという訳の判らないマスコミ用語に慣れ親しんできた我々には、それらが「不足していた」で納得する話かもしれない。

一番大事なことは「無心」で物事に当たること、不惑と一生懸命に対処すること以外に方法は無い。
自分の前に「道」はない。
振り返って見て初めて「道」ができていることを知る。


｛謝辞｝
　この一年、多くの方から拙い「当ブログ」と「写真」をご覧いただき、ありがとうございました。
　感謝いたします。
　良いお年を、お迎えください。

　撮影　2009年12月31日13時32分　1/100　F5.6　ISO800